2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
21937
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
漢字・漢文論2
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
椛島 雅弘
曜限
Day/Period
金3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

漢字・漢文は中国より生まれ、日本を含めた東アジア世界へ伝播し、多大な影響を与えてきた。
本講義では、特に漢文資料の読解を中心に行う。具体的には、講義者が配布する訓点付き漢文と読解プリントについて、まず自身で読解した後、グループで討論を行い、最終的には講義者が解説を行う。解説の際には、気を付けるべきポイントについてできる限り丁寧に取り上げる。(受講者の漢文の能力は特に問わない。)

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・漢文読解に関する技能を身につける。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・漢文の内容・魅力について他者に伝えることができる。
③主体的な態度の観点
・漢文の内容について、自分なりに味わうことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回:ガイダンス/漢文読解の基礎
第2回:『韓非子』「晏子魯を聘う」読解①―背景知識
第3回:『韓非子』「晏子魯を聘う」読解②―前半部分の読解プリント
第4回:『韓非子』「晏子魯を聘う」読解③―前半部分の現代語訳
第5回:『韓非子』「晏子魯を聘う」読解④―後半部分の読解プリント
第6回:『韓非子』「晏子魯を聘う」読解⑤―後半部分の現代語訳
第7回:二字熟語から漢文読解力を高める
第8回:『世説新語』「南郡の龐士元」①―前半部分の読解
第9回:『世説新語』「南郡の龐士元」②―後半部分の読解
第10回:『世説新語』「南郡の龐士元」③―隠者の解説
第11回:漢文の比喩表現に慣れ親しむ
第12回:『搜神記』「河間郡の男女」①前半部分
第13回:『搜神記』「河間郡の男女」②後半部分
第14回:菅原道真「臘月独興」を読解する
第15回:漢詩の味わい方を学ぶ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

復習は任意とします。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
小レポート(70%)
→毎回授業終わりに行います。講義内容を的確に抑えた上で、自身の視点に基づいて理解を深めることができているかを判断基準とします。
受講態度(30%)
→特にグループワークにおける参加態度を判断基準とします。積極的に授業へ参加していただければ、それを評価します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・小レポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・小レポート
③主体的な態度の観点
・受講態度(特にグループワーク)

教科書
Textbooks


こちらが用意したプリントを使用して進めていきます。

参考書
References

加地伸行  漢文法基礎  講談社学術文庫  4062920182
古田島洋介・湯城吉信  漢文訓読入門  明治書院  4625734002

その他、適宜紹介します。

フィードバックの方法
Feedback Method

・メール(初回に提示します。)
・小レポートでのコメント

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

メール

備考
Other Comments

可能な限り丁寧に授業を進めていくので、漢文が苦手な方でも大丈夫です。