- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21930
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 中国思想文化論1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 日比野 晋也
- 曜限
Day/Period - 金5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では中国で生まれた宗教である道教について学びます。
中国では様々な文化が育まれましたが、その中の1つに道教があります。日本に大きな影響を与えた儒教や仏教とは異なり、道教は少々イメージしにくいかもしれません。しかし中国においては長い歴史を有しており、現代においても信仰され、生活に深く結びついています。
本講義では道教の歴史だけを取り上げるのではなく、文学作品なども用いながら世界観に触れることで、道教への理解を深めてもらいたいと思います。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・道教に対して理解を深められる
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
道教文化を通じて中国文化に対して自分の意見や考えを持つことができる
③主体的な態度の観点
・道教文化を通じて、中国文化ひいては広くアジアの文化に対して興味を持ち、学びを深めることができる授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1:ガイダンス、講義の進め方
2:老荘思想について
3:神仙思想について
4:仙人が登場する小説を読んでみよう
5:仙人になるには?―『抱朴子』を読んでみよう―
6:道教の神様を知ろう
7:道教の成立―太平道と五斗米道―
8:道教の展開(宋代まで)
9:煉丹術について
10:金から元の全真教について
11:明から清の道教について
12:儒教及び仏教との関係について
13:現代における道教信仰について
14:日本に伝わった道教文化について
15:講義のまとめ及び最終レポートについて
講義の進め方については変更する場合があります。授業時間外学習 / Expected work outside of class
興味を持った内容があれば、図書館を利用し、関連書籍や論文を探して読んでみてください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業ごとに提出する小レポート:70%
毎回講義に関する意見等を書いてもらいます。
最終レポート:30%
最終レポートが未提出の場合は評価を行いません。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
小レポート(授業の振り返り、興味を持った点についての記述)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
小レポート(授業の振り返り、興味を持った点についての記述)
最終レポート(与えられた内容についての記述、参考文献などの提示)
③主体的な態度の観点
小レポート(授業の振り返り、興味を持った点についての記述)
最終レポート(与えられた内容についての記述、参考文献などの提示)
- 教科書
Textbooks
教科書は使用せず、毎時間資料を配布します。
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参考書
References 窪徳忠 世界宗教史叢書9『道教史』 山川出版社 9784634430907
横手裕 宗教の世界史6『道教の歴史』 山川出版社 9784634431362
神塚淑子 『道教思想10講』 岩波書店 9784004318484
その他講義中に紹介します。
- フィードバックの方法
Feedback Method 小レポートに対するコメント
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 初回の講義でメールアドレスをお伝えします。
講義終了後に教室でも対応します。
- 備考
Other Comments