- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 20853
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 英米文学英語学専修ゼミ1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/1
- 9
- 担任者名
Instructor - 干井 洋一
- 曜限
Day/Period - 金2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業は短編研究の方法論を出来るだけ平易かつ具体的に手ほどきすることを目標としています。作品研究(長編や児童文学も含む)に関心がある人は是非受講しましょう。
文学研究の基礎を理解するだけでなく、実際に分析を行ってみることにも重点を置いています。「作品を読んでも読書感想文になってしまう、卒論をどのように書けばいいのかわからない」という人は、基礎的な方法論を本授業を通じて身につけるようにしましょう。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・短編研究の基本と初歩的な方法論を習得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・自らの作品分析をミニレポートで的確に表現できる。
③主体的な態度の観点
・ミニレポート紹介を通して自らの解釈を分かりやすく伝えることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
解釈の多様性、つまり「読者によって解釈が異なるのは自然なことである」という考え方を基礎に授業を進めます。具体的には、まず分析方法を学び、その後に、短時間で読み切ることのできる短編(原文と翻訳を配布)を実際に分析します。
事前に提示される問いに対して、ショートコメントを受講生各自が書き、それらを参考にしながら作品分析を深めていく予定です。皆さん一人一人のユニークな分析や解釈を期待しています。
第1回 短編研究について
第2回 短編作品1についての解説
第3回 同作品のシンボル分析
第4回 同作品のテーマ分析
第5回 同作品についての分析をまとめる
第6〜9回 短編作品2について同種の分析を行う
第10回 短編作品3についての解説
第11回「視点」を用いて同作品を分析
第12回 同作品についての分析をまとめる
第13〜14回 短編作品4について同種の分析を行う
第15回 全体のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業の前日までに配布資料を再確認しておくこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業時の提出物(90%)、授業への積極的な取組(10%)が評価基準となる。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・毎回提出するミニレポートにおいて学んだ方法論を適切に用いる(50%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・自らの分析およびそれを裏付ける論拠をミニレポートで的確に表現(40%)
③主体的な態度の観点
・自らの解釈を分かりやすく伝える(10%)
- 教科書
Textbooks
プリント配布
-
参考書
References
授業中に紹介
- フィードバックの方法
Feedback Method 原則としてミニレポートを提出した翌週の冒頭で、出来るだけ多くの受講生に各自のミニレポートを受講生全員に向かって読んでもらう。この「ミニレポート紹介」を通して受講生全体へのフィードバックとする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
月曜日と金曜日の昼休みに個人研究室で対応する(春学期)
授業の前後に対応する
- 備考
Other Comments 一定数以上の出席および授業への積極的参加が不可欠