- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21814
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 経済地理学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 岡部 遊志
- 曜限
Day/Period - 金3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では経済地理学を学びます。経済地理学は地域を経済的に分析する学問です。地理学の一分野ですが,その中でも経済にフォーカスをあてて分析していく学問です。特に経済地理学では空間の広がりを考慮し経済活動を分析していきます。本講義では経済地理学の文献をもとに講義を行い,地域を経済的に理解する方法を学びます。授業を通じて地域を経済的に分析できるような知識や考え方を身につけることを目的とします。
授業では,予習として指示された教科書の該当部分を読み,授業では事例などを踏まえながら重要概念を理解します。またコメントシートやLMSによる課題提出を通じて理解の定着を図ります。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
経済地理学の重要な概念を理解し説明できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
地域を経済的に分析し地域の課題やそれに対する解決の提案などを,レポートなどの比較的長い文章として記述できる。
③主体的な態度の観点
よりよい授業の構築のために有意義な質問を行える。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス・経済地理学とは(教科書序章)
第2回 立地論(教科書第1章)
第3回 地域発展のしくみ(教科書第2章)
第4回 地域間格差と労働(教科書第3,4章)
第5回 グローバル化と立地の変容(教科書第5章)
第6回 経済と制度・文化(教科書第7章)
第7回 都市と都市問題(教科書第8,9章)
第8回 工業と産業集積(教科書第10章)
第9回 工業による地域の変容(教科書第11章)
第10回 情報通信業の経済地理(教科書第12章)
第11回 クリエイティブ産業の経済地理(教科書第13章)
第12回 農業と農山村(教科書第14,17章)
第13回 商業の経済地理(教科書第15,16章)
第14回 観光と経済地理(教科書第18章)
第15回 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
予習として教科書の指示された部分を読んでくる。また授業後に課題をLMSにて提示するのでそれを行う。予習を1時間程度,復習を30分程度と想定している。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
平常点60%(コミュミケーションシート10%,毎回の課題30%,レポート20%)
定期試験(40%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
毎回の課題における理解度チェックと期末試験における記述問題で概念の理解を測る。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
レポートや自由記述の課題で測る。なお,レポートに関してはルーブリックを用いて評価する。
③主体的な態度の観点
コメントシートを用いたコメントや質問を通じて主体的な授業への参加をみる。
- 教科書
Textbooks 伊藤達也・小田宏信・加藤幸治編著 経済地理学への招待 ミネルヴァ書房 978-4-623-08691-7
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回の授業にてコメントシートを書き,重要な質問やコメントについては次の回の授業で紹介したり教員が答えたりする。またレポートについてはルーブリックを用いて採点し,希望者にそれを返却する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後,もしくはメールで連絡を取ること。
メールアドレスは okabe-yushi@narapu.ac.jp である。
- 備考
Other Comments 地理学の概論的な授業を履修していることが望ましい。
また教科書は内容・文量ともに豊富であり,内容も比較的高度であるため,授業は内容を限定して行う。ゆえに事前に読む部分も章全部ではなく,限定する場合がある。そのため授業内での指示にはよく従うこと。