- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21317
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 図画工作科教育法
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 2
- 担任者名
Instructor - 松井 祐
- 曜限
Day/Period - 金2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
・図画工作科教育の教科構造,目標と性格,意義について解説する。
・学習内容と指導法,図画工作科教育の指導計画,指導案,教材づくり,模擬授業,グループワークを取り入れた授業を行う。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
図画工作の楽しさを味わい,子どもたちの多様な表現活動を支援し得るように,教材・素材のもつ基礎・基本的技能を身につける。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
教員として必要な資質を養い,教育現場で実践できる知識や知見を身につけ,指導者としての実践力を養うことができる。
③主体的な態度の観点
教育現場に対応した教材研究・開発力,指導力など自己の教育観を高めることをめざす。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・図画工作の教材づくり,実践活動
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション:講義の進め方,図画工作科の目標と内容,評価,授業全体の概要
第2回 子どもと表現活動について:子どもの絵の表現,描画発達,指導のあり方について理解する。
第3回 図画工作学習指導案の作成:学習指導案作成の目的,意義について理解を深め,その形式や書き方を理解する。教材づくり,模擬授業の概要,担当題材等の検討。
第4回 「造形遊び」の指導と実践:幼児期および学童期の接続,造形遊びの内容,活動の要素,指導の工夫について理解する。
第5回 「絵や立体,工作に表す活動」の指導と実践:各学年の内容,材料,用具,技法について理解する。
第6回 「鑑賞する活動」の指導と実践:表現活動と鑑賞活動の関わり,対話型鑑賞,アートゲーム型鑑賞,相互鑑賞の指導方法について理解する
第7回 「造形遊び」,「絵や立体,工作に表す活動」,「鑑賞する活動」の実践
第8回 模擬授業の指導案作成,板書計画,教材づくり1
第9回 模擬授業の指導案作成,板書計画,教材づくり2
第10回 模擬授業の実施と考察1 学習指導案をもとに模擬授業をおこない図画工作の指導について理解する。
第11回 模擬授業の実施と考察2 学習指導案をもとに模擬授業をおこない図画工作の指導について理解する。
第12回 模擬授業の実施と考察3 学習指導案をもとに模擬授業をおこない図画工作の指導について理解する。
第13回 模擬授業の実施と考察4 学習指導案をもとに模擬授業をおこない図画工作の指導について理解する。
第14回 模擬授業の実施と考察5 学習指導案をもとに模擬授業をおこない図画工作の指導について理解する。
第15回 模擬授業の実施と考察6 学習指導案をもとに模擬授業をおこない図画工作の指導について理解する。授業時間外学習 / Expected work outside of class
ファイル,授業資料を読み返し,理解が不十分な箇所に関しては各自で取り組むなどして復習をすること。
模擬授業は,表現活動の題材から選び,個人で指導案,板書計画,教材づくりに取り組むため各自準備を進めること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
模擬授業,レポート・課題(80%),授業への取り組みなど平常点(20%)を総合的に判断し評価する。
・欠席が 4回以内であること(遅刻は、欠席 0.5 回と数える。30 分以上の遅刻は欠席。病気,けがなども欠席に含む。)。
・欠席時は,関大LMSから配布プリントをダウンロードし,自宅で自学自習をすること。課題があれば締切日までに提出する。欠席のままで次週を迎えないようにすること。
・模擬授業,レポートや課題などの内容が一定水準以上であり,期限が守られていること(自己都合による課題提出遅れの評価は提出日の翌週授業前までとする)。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
図画工作における表現活動,鑑賞活動の基本的な内容を正しく理解しているかを評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
図画工作における表現活動,鑑賞活動の基本的な内容を正しく理解しているかを評価する。
③主体的な態度の観点
グループワークなど実践的な活動の取り組みについては,提出課題等をもとに評価する。
①,②,③共通に授業参加は7割以上,試験,レポートは6割以上の到達を基準とする。
- 教科書
Textbooks 文部科学省 『小学校学習指導要領解説図画工作編』 日本文教出版 9784536590112
初回授業時に,「小学校学習指導要領解説図画工作編」,「紙製フラットファイル(A4)」,「名まえペン」を持参すること。
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参考書
References
初回授業時に教材配布,必要に応じて授業時に紹介。
- フィードバックの方法
Feedback Method ・レポート・課題などのフィードバックは関大LMSを利用することがあります。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 質問や連絡メール「ymatsui(a)cc.osaka-kyoiku.ac.jp」(a) は @ に置き換えて下さい
件名に「関西大学・名まえ」を入力し連絡してください。
関大LMSメッセージでは連絡しないようお願いします。
- 備考
Other Comments 初回授業に必ず出席してください。諸事情により欠席する場合は,前日までに問合せ方法欄に記載のメールアドレスまで連絡すること。無断で欠席した場合は,受講できないことがあります。
授業期間内に教育実習と介護等体験の両方に参加する方は,到達目標を達成することが難しく,模擬授業に影響します。他の学期で受講してください。
受講者数,進度状況により,シラバスの内容は変更,移動することがあります。
関大LMSメッセージに課題を提出された場合は,評価対象外となることがあります。