- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21914
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ジェンダー文化論a
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 舩津 景子
- 曜限
Day/Period - 水2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、社会的・文化的に形成された性差であるジェンダーの視点に立って、ヨーロッパの社会や文化の諸相を概観します。まずヨーロッパにおける男性観・女性観を歴史的に振り返ります。次にそれを土台として、時代と共に表象されてきたジェンダーの事例を主にドイツ、フランス、イギリスの社会、生活文化、芸術、メディアなどから取り上げ、日本と比較しながら講義を進めます。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
ジェンダーの概念を身につけ、ジェンダーと文化・社会の諸問題の関わりについて理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
ジェンダーの諸問題が成立する要因とその歴史的過程を説明することができる。
③主体的な態度の観点
ジェンダーの観点をもって日常的な問題を捉え直し、自らの考えを述べることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
講義は以下のテーマを扱う予定です。
第1〜3回 ヨーロッパ史におけるジェンダー
第4回 グリム・メルヘンにおける男女観
第5回 祭りと習俗におけるジェンダー
第6回 芸術と裸体
第7回 習い事の変遷
第8回 衣服とジェンダー
第9回 スポーツ文化からみた男らしさ
第10回 女性雑誌とモダンガール
第11回 踊りとジェンダー 鑑賞:ドイツの舞踏家 ピナ・バウシュ
第12回 労働とジェンダー
第13回 色とジェンダー
第14回 メディアとジェンダー
第15回 授業内試験
(場合によっては順序が前後することがあります)授業時間外学習 / Expected work outside of class
レジュメで紹介する参考文献に目を通し、さらなる内容理解に努めることが望ましい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験(50%)、毎回のミニッツペーパー提出(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
各授業でテーマについての理解度を問うミニッツペーパーと、論述式の平常試験で評価
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
論述の平常試験で評価
③主体的な態度の観点
授業に主体的に参加し、講義の内容を理解して自らの意見を論理的に述べているかミニッツペーパーで評価
- 教科書
Textbooks
随時、プリントを配布
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参考書
References 浜本隆志、伊藤誠宏、柏木 治、森 貴史、溝井裕一著 『ヨーロッパ・ジェンダー文化論』 明石書店
姫岡とし子、川越修 著 『ドイツ近現代ジェンダー史入門』 青木書店
弓削尚子 著 『はじめての西洋ジェンダー史』 山川出版社
適宜、授業内で参考文献を提示します。
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回の授業で実施したミニッツペーパーの内容に関しては、次回以降の授業内でフィードバックをする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー:授業の前後に対応する。
関大LMS:関大LMSの「メッセージ」機能で連絡して下さい。
- 備考
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