- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21332
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 音楽科教育の内容
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 内海 和夫
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
小学校学習指導要領に示された音楽科の内容を指導するための基礎的な知識や技能を習得する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能
基礎的な音学理論と音楽実技の演習を通して、歌唱・器楽における読譜力や正しい奏法を習得し、音楽指導に関する知識理解及び技能の向上を図る。
②思考力・判断力・表現力
音楽活動がもたらす豊かな感性や情操の育成に係る教育的効果について自らの考えを深めるとともに、適切な指導目標と実効性のある授業内容を構築する力を養う。
③主体的に学習に取り組む態度の観点
音楽科教育の実践を通して培う人間性の育成を念頭に置いて、小学校教員としての自覚と責務を持ち備えた学びへの主体的・意欲的な探究心を養成する。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・リズム楽器や旋律楽器による実技演習を通して音楽表現の技能を高めるとともに指導力の向上を図る。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 初等教育における音楽科指導の目的と意義について
第2回 各学年の指導目標・内容と発達段階及び系統性について
第3回 基礎的な音楽理論と教材研究①、歌唱・器楽の実技①
第4回 基礎的な音楽理論と教材研究②、歌唱・器楽の実技②
第5回 基礎的な音楽理論と教材研究③、歌唱・器楽の実技③
第6回 基礎的な音楽理論と教材研究④、歌唱・器楽の実技④
第7回 既習事項のまとめと復習・評価(筆記・実技)
第8回 表現及び鑑賞領域の実践的指導法①・評価(実技)
第9回 表現及び鑑賞領域の実践的指導法②・評価(実技)
第10回 表現及び鑑賞領域の実践的指導法③・学習指導要領
第11回 表現及び鑑賞領域の実践的指導法④・学習指導要領
第12回 音楽科授業の実際①、ピアノ伴奏と指揮法①
第13回 音楽科授業の実際②、ピアノ伴奏と指揮法②
第14回 まとめと復習・評価
第15回 音楽科教育の今後の展望と課題授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義の内容を復習するとともに、特に実技を伴う演習については各自で自主的な練習を積極的に行うことにより、教員採用試験の音楽実技テストに資するよう努力することが望まれる。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験は音楽理論及び音楽科教育に関する知識・理解の筆記テスト(35%)及び歌唱またはリコーダー等の音楽実技テスト(35%)による理解度・習熟度において行うとともに、平常の授業への参加意欲、並びに受講態度(30%)を含めた総合的な観点から評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①音楽科教育の授業特性を鑑みて、小学校音楽科の学習指導に必要な基礎的知識と技能の習熟度を以て評価の7割を占め、残る3割を、②対面授業を基本とする観点から、授業中の発問に対する回答や意見などに見られる思考力、判断力を評価し、③学習への意欲・関心・態度、及び器楽の実技練習における読譜力と技能の向上心について評価を施す。
- 教科書
Textbooks
現時点では特に指定せず、必要に応じて開講時に指示するとともに、資料プリント等を随時配布して行う。
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参考書
References
授業で使う音楽実技に係る楽器の中で、個人所有が望ましいソプラノリコーダーについて、小学校で一般的に使用しているレベルの楽器を購入準備すること。但し、各自で小学校時代から所持している場合は演奏に支障のない限り活用して構わない。
<楽器レベル推奨例>
ヤマハ:ソプラノリコーダー(ジャーマン式)YRS-38BⅢ
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
その他 関大LMSによる連絡
- 備考
Other Comments ・教育実習と授業との重複日程が複数日に渡って生じた際は適宜、シラバス上の授業計画の進行内容を余儀なく一部変更して進めることもあり得る。
・コロナ禍における学習環境については随時適切な対応を考慮する。