- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21329
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 算数科教育の内容
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 石井 康博
- 曜限
Day/Period - 木5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
小学校算数科における教育内容を検討するために、数学史および数学をふりかえる。今日までの数学の歴史を辿り、数学の内容および考え方を学ぶことを通して、算数科で扱われる領域(「数と計算」・「図形」・「測定」・「変化と関係」・「データの活用」)の指導内容を検討する。そして、数学史および数学それぞれの算数科の内容への活用を考える。さらに、算数科における教育内容の分析を試みる。
授業は、数学史および数学に関する資料を紹介しながら、講義、実習、討議によって進める。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
算数科の教育内容と数学の内容および考え方とが、どの部分で関連しているか、理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
算数科における教育内容と数学との関連を踏まえたうえで、算数科の教材を分析することができる。
③主体的な態度の観点
算数科における教材と目標との関係を踏まえ、目標行動および下位目標行動を記述することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス、数学の歴史を辿る。①(西洋の数学)
第2回 数学の歴史を辿る。②(バビロニア・エジプト・他)
第3回 数学の歴史を辿る。③(ヨーロッパ以外の数学)
第4回 算数科で扱う数の範囲と拡張(自然数から無理数まで)
第5回 計算の意味と仕組み
第6回 測定とは何か、データの活用
第7回 微分・積分の方法
第8回 図形について
第9回 座標とグラフ、関数の利用
第10回 算数科の教材を分析する方法を知る。①(教科書における教材の構成)
第11回 算数科の教材を分析する方法を知る。②(行動分析および論理分析の方法を知る)
第12回 教材を分析する。①(目標行動を設定する)
第13回 教材を分析する。②(下位目標行動を作成する)
第14回 教材を分析する ③(下位目標行動のグルーピングおよび形成)
第15回 教材分析の発表、ふりかえり授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業資料、ノート等を読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への参加度(40%)、レポート(40%)、教材分析の成果(20%)により評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
① 知識・技能の観点
・グループ討議による教材分析における
下位目標行動の記述内容
・レポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・グループ討議による教材分析における
下位目標行動にかかわる意見の発表およびその内容
・レポート
② 主体的な態度の観点
・毎回の授業に対する振り返り(コメント)の提出と内容
- 教科書
Textbooks
使用しません。
-
参考書
References 文部科学省(2018) 『小学校学習指導要領解説 算数編』(平成29年3月改訂版) 日本文教出版
授業の中で適宜指示します。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー:木曜日、3時限、研究室 オフィスアワー以外での相談を希望される方は、e-mail(yishii@kansai-u.ac.jp)で連絡してください。
- 備考
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