- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21883
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 映像文化論基礎研究a
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 笹川 慶子
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
映像美学入門 Ⅰ――映像を視る目を養う――
「視聴覚的な情報」を読む能力を養うことを目標に映像の基本的な用語や概念を学びます。映像を構成する要素にはどんなものがあるのか、どのような技法が使われ、どう組み立てられているのか、そしてそれらは観客にどういった効果を与えると考えられるのか。こうしたことが脳にインプットされて初めて、私たちは映像を「視聴覚的な情報」として読むことができるようになるのです。同時にそれは映像について語るための基礎知識を得ることにもなります。したがって映像の基本的な用語や概念を学ぶという単純な作業は、視聴覚情報を分析的に読む/書くための第一歩だといえるでしょう。
この授業では映画を中心とする様々な映像作品を見ながら演出と撮影について学んでいきます。例えば照明はどのような役割を果たしているのか、カメラの操作は映像の空間や時間をどう変えるのかなどです。こうした視点での分析は、映画に限らず、舞台やテレビ、MV、ネット動画、ゲームなどさまざまなメディアの分析に応用できます。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
映画の形式分析に必要な基本的な用語と概念を理解できる
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
主題と形式の両面から作品を分析し、自分の考えを述べることができる
③主体的な態度の観点
自主的に映画を観る授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 導入①
第2回 セッティング①
第3回 セッティング②
第4回 衣装とメイク
第5回 中間レポート課題①
第6回 照明①
第7回 照明②
第8回 照明③
第9回 中間レポート課題②
第10回 演技
第11回 撮影①
第12回 撮影②
第13回 撮影③
第14回 平常テスト
第15回 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業で学んだ用語や概念をより深く理解するため、自分の好きな映画をそれらの用語や概念に注目しながら鑑賞する
どんな映画を選んでいいかわからない人は授業初回に紹介する参考文献を参照し、映画を選ぶことをお勧めする
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
関大LMSに提出する中間レポート 30%(15%×2)
到達度確認期末テスト 70%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
映画の形式分析に必要な基本的な用語と概念を理解できたか
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
主題と形式の両面から作品を分析し、自分の考えを述べることができたか
③主体的な態度の観点
自主的に映画を観たか
- 教科書
Textbooks デイヴィッド・ボードウェルほか著『フィルム・アート : 映画芸術入門』名古屋大学出版会、2007年。 *より理解を深めたい人のみ購入をお薦めする
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参考書
References
テキスト、レジメ、参考資料、課題シートを関大LMSで配布する
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
- 備考
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