2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
20721
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
学びの扉(文化共生学)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
2
担任者名
Instructor
澤井 一彰/森 貴史/溝井 裕一/青木 敬
曜限
Day/Period
火5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 この授業は文化と共生を考えるための入門講義です。文化共生学専修の4名の担当者がそれぞれの切り口から、リレー形式で講義を行います。われわれが扱う地域は主としてヨーロッパと日本ですが、異文化理解、比較文化論、文化接触、共生の問題について、どのようなアプローチをすればいいのかを提示します。この講義によって、文化共生学の多様なあり方と、その研究の楽しさをお伝えできればと願っています。

到達目標 / Course Objectives

①  知識・技能の観点
・文化共生学専修での学びの概要を知り、理解する
・とりあげるテーマおよび研究アプローチについての入門的な知識を身につける
②思考力・判断力・表現力の観点
・講義の論点を的確に整理することができる
・それを要約し、論理的な文章で表現することができる

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1 グリム童話における男たち・女たち(溝井裕一)
 「王子様との結婚」の真実 理想的な男女像とヨーロッパ社会 「迷子の兵隊」の夢と現実

2 大博物館物語(溝井裕一)
 ヨーロッパの大博物館へようこそ 展示品、それとも略奪品? パルテノン・スキャンダル

3 「恐竜文化」入門:古生物のイメージをめぐる冒険  (溝井裕一)
「すばやい恐竜」とスピード狂の時代   「殺戮マシーン」としての恐竜と世界大戦 「小型でスマートな恐竜」と現代社会

4 海の文化史:異文化と海賊と亡霊と(溝井裕一)
 『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界 タトゥーした船乗りたち 海賊文化と海の怪談

5 「この世」で「あの世」を考える(澤井一彰)
 日本の来世とイスラームの来世 輪廻転生と世界の終り 宗教観を反映する墓と幽霊

6 人間は動物か?(澤井一彰)
 創造物としてのヒト 動物に例えられる人の性格あれこれ 進化論の「常識」を再考する 

7 「アリとキリギリス」から世界の「つながり」と「変化」を考える(澤井一彰)
 『伊曾保物語』と『イソップ物語』 セミかキリギリスか? 日本的結末とその変化

8 アイドル文化の多様性を考える(森  貴史)
 「成長」のストーリー ドルオタ業界用語 地下アイドルとローカルアイドル アイドルらしさを破壊する

9 ライトノベルと日本のサブカルチャー(森貴史)
 ポップとサブとライトの文化 「ぼっち」の主人公とヒロイン ラノベが描く学園生活 

10 ナチス映画のすばらしき世界(森  貴史)
 女性監督リーフェンシュタール 動画投稿サイトと「総統閣下シリーズ」 SFナチス映画「アイアンスカイ」 

11 キャプテン・アメリカと冷戦の時代(森 貴史)
 007とゴルゴ13が活躍する時代 政治がエンターテイメントを規定する スパイ映画は過去の遺物か   

12 クレオールのアイデンティティ(青木  敬) 
 ラスタファリ運動とジャマイカ・レゲェ 黒人奴隷制度と大西洋奴隷貿易 ニューオリンズ・ジャズとクレオール音楽

13 壁面グラフィックからみるリスボンのアフリカ人コミュニティ(青木  敬)
 アフリカ移民が生きるシビアな現状 若者とヒップホップ 音楽とアートの生活実践  

14 西アフリカの島国カーボヴェルデに誘われる(青木  敬)
 伝統音楽「島唄」を紡ぐ 島の観光文化としての音楽 島びとの郷愁、愛、真心の精神

15 総括と平常試験  (青木  敬)

なお、諸般の事情により、テーマに若干の変更が生じることもありうる。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

毎回間配付される授業資料を授業後にもういちど確認し、授業内容を復習すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・授業内平常試験:60%
・授業への積極的参加の度合い:40%(授業ごとに各担当者が課す提出物(ミニッツペーパー)など)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・授業内容の理解度(到達度の確認[平常授業内試験による])
②思考力・判断力・表現力の観点
・授業ごとに各担当者が課すミニッツペーパーの記述内容 

教科書
Textbooks


使用しません

参考書
References

浜本隆志・森貴史  『文化共生学ハンドブック』  関西大学出版部  ISBN  978-4873544526

その他、授業中に適宜指示します。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSを通じて各教員に連絡してください。

備考
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