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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
20690
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
学びの扉(国語国文学)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
1
担任者名
Instructor
増田 周子/山本 卓/森 勇太/松本 大
曜限
Day/Period
火5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 国語国文学専修は、日本語や日本文学を題材として、日本人のこころや日本文化のありさまについて学びます。 
 「学びの扉(国語国文学専修)」では、みなさんが高等学校で学んできた「現代国語」や「古文」とは違った、国語学(日本語学)研究と日本文学研究の「方法」と「たのしさ」を紹介していきます。 
●国語学(日本語学)では、日本語そのものの成立や変遷について考えます。「方言」の研究も行います。 
●日本文学では、奈良時代から現代に至るまでの、さまざまな文学作品を読み解きながら「作者」や「読者」が生きた時代や、その作品を読み続けてきた日本人の感性を考えます。
 なお国語国文学専修の専任教員は、「国語学(日本語学)」を乾善彦・日高水穂・森勇太、「日本文学」の「万葉集および古代文学」を村田右富実、「平安朝の物語と随筆」を松本大、「平安朝の和歌」を岸本理恵、「古代・中世の文化史」を大島薫、「江戸時代の散文(仮名草子・浮世草子・読本・実録物)」を山本卓、「近現代文学」を関肇・増田周子が担当しています。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 国語学・国文学研究の基礎的な考え方を理解できるようになる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 自ら国語学・国文学研究の課題を見いだし、多角的な探求方法を構想することができる。
③主体的な態度の観点
 日本語や日本文学の多様性を把握し、様々な研究や作品について自ら進んで探究していくことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  (担当・松本 大)1.物語を読む前に
第2回  (担当・松本 大)2.作品読解の実例
第3回  (担当・松本 大)3.現代の我々が見ている本文
第4回  (担当・松本 大)4.文学作品の享受
第5回  (担当・山本 卓)1.近世出版文化と近世小説
第6回  (担当・山本 卓)2.井原西鶴および怪談奇談
第7回  (担当・山本 卓)3.江戸後期小説と洒落本・黄表紙・人情本
第8回  (担当・増田 周子)1.芥川龍之介の生涯
第9回  (担当・増田 周子)2.芥川龍之介の文壇デビューと「鼻」
第10回  (担当・増田 周子)3.芥川龍之介「メンスラゾイリ」
第11回  (担当・増田 周子)4.芥川龍之介周辺作家達の「笑い」の話
第12回  (担当・森 勇太)1.国語学を学ぶ意味
第13回  (担当・森 勇太)2.ことばの意味の変化
第14回  (担当・森 勇太)3.ことばの変化を映し出す資料
第15回  (担当・森 勇太)4.社会とことばの関係

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業資料、教科書、ノートを読み返し、理解が不十分な箇所に関しては各自参考書を調べるなどして復習をすること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験による理解度の確認(70%)、主体的な授業参加(30%)
4人の担当者の評価を総合して、最終的な成績評価を決定する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

国語国文学の各領域について、基礎的な知識や問題点を習得していること。

教科書
Textbooks


授業中に配付する。

参考書
References


各教員が指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

各教員が授業前後・次回授業・関大LMS等で対応する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

各教員が指示する。

備考
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