- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 22001
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 情報検索演習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/1
- 3
- 担任者名
Instructor - 渡邊 智山
- 曜限
Day/Period - 木2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
情報検索演習は、社会で利用されているデータベースを使いながら、①情報を探す手順の習得、②情報の利用についての理解、③情報検索の重要性の理解を深める科目です。どのようなデータベースが世の中にあり、何を使えば「必要な情報」を手に入れられるか(問題解決が図れるか)、それら一連のプロセスを体系的に学ぶことは、将来に就く「仕事」の情報探索能力を学ぶことでもあります。それは、まさしく関西大学が提唱する「学の実化」を学ぶことです。
情報検索の理論と技法、およびデータベースの機能と構造を理解した人は、人のために情報を探してあげられる「サポートスキル」を持った人材となるでしょう。「人のために役立つ」自分になるため、本演習が提供するデータベース利用術を体得してください。インターネットを含めた情報システムを活用して、必要な情報を探し出せる能力を身につけることが本演習の目的です。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
データベースを活用した情報検索のスキルの習得
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
人文科学・社会科学・自然科学を横断した情報検索の知識の習得
③主体的な態度の観点
情報検索の難しさの再認識授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション(図書館と情報検索)
第2回 情報検索の基礎知識 Part1(情報検索の原理)
第3回 情報検索の基礎知識 Part2(データベースの種類)
第4回 情報検索の基礎知識 Part3(検索語の選択:keywordとthesaurus)
第5回 情報検索の基礎知識:総括(A)
第6回 NDL-Online(国立国会図書館)
第7回 CiNiiほか(国立情報学研究所)(1):図書情報・所蔵情報
第8回 CiNiiほか(国立情報学研究所)(2):学術論文一般
第9回 J-Dream3(科学技術振興機構)(1):科学一般
第10回 J-Dream3(科学技術振興機構)(2):医薬情報
第11回 法律情報、企業情報、化学情報、経済情報について考える
第12回 情報専門職(インフォプロ)と「仕事」の関係
第13回 今日の診療(医学書院):フルテキストデータベース
第14回 検索技術者検定について知る
第15回 情報検索の学びの意味と「就職活動」:総括(B)授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義で十分に演習できなかった検索方法に関し、次の授業までに復習しておくなど、スキルの獲得に努めること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業の参加度(出席・ミニテスト・練習課題の提出等)40%、総括として課す「最終課題」60%とする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
小テスト・授業内で提示する課題(検索の基礎知識があるか)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業内での課題・最終レポート(情報検索スキルの理解を深められたか)
③主体的な態度の観点
授業内で提示する課題への取組み(問題解決能力が向上したか)
- 教科書
Textbooks
ありません(随時プリントを配布)
-
参考書
References 原田智子編著 プロの検索テクニック - 検索技術者検定準2級・2級公式推奨参考書 (第3版) 樹村房 9784883673841
原田智子編著 検索スキルをみがく - 検索技術者検定3級公式テキスト (第3版) 樹村房 9784883673940
- フィードバックの方法
Feedback Method 関大LMS・e-mail
ティーチング・アシスタントによるサポート
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー(Office Hours)
:火曜日・木曜日の昼休み(法文研究等2号館100号室)
その他(:メールによる問合せ先)
:chizanw@kansai-u.ac.jp
- 備考
Other Comments 本演習は、データベースの「利用」のための知識とスキルを習得する内容です。プログラミングなど、情報処理系の内容について実習するものではありません。
また、データベース利用の経験は全く必要ありませんので、自身のスキルアップのみを前提に参加してください。