- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/人間/安全/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 21987
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 読書と豊かな人間性
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 塩谷 京子
- 曜限
Day/Period - 木6
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
『読書と豊かな人間性』は、学校図書館司書教諭資格取得のための一つの科目である。学校図書館には、学習センター、情報センター、読書センターとしての機能がある。本科目では、このうち、学校図書館の読書センターとしての機能を学ぶ。その際、読書活動の現状を踏まえ、指導者として学校図書館の機能を活用するときに必要な知識・技能を修得できるようにする。併せて、「豊かな人間性」の意味についても考える。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・読書指導の方法の体験を通して、読書ができる児童生徒を育てるために必要な知識・技能を修得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・読書が豊かな人間性を育む上で必要であるという視点を身につける。
③主体的な態度の観点
・自身の体験や本科目で得た知識をもとに、児童生徒を取り巻く読書活動の現状を把握しようとする。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
① ガイダンス 授業の流れと評価~読書生活の振り返り
② 学校教育にける読書活動の現状~データから現状を読む
③ 読書の目的 〜全ての子供たちを視野に入れて
④ 国語科における読書活動
(第1回レポート提出日)
⑤ 登場人物に視点を当てた読書紹介の具体的な手法
【演習:登場人物図鑑】
【持ち物】紹介したい物語・小説1冊(絵本も可)
⑥ 役割のある読書会の具体的な手法
【演習:リテラチャーサークル(1)】
⑦ 議論のある読書会の具体的な手法
【演習:リテラチャーサークル(2)】
⑧ テーマのある読書紹介の具体的な手法
【演習:ブックトーク作成】
【持ち物】紹介したい本3冊(分野は問わない)
⑨ テーマのある読書紹介の具体的な手法
【演習:ブックトーク実施】
【持ち物】前回持参した同じ本
⑩ 主体的な読みを促すための具体的な手法
【演習:アニマシオン】
【持ち物】紹介したい本1冊(分野は問わない)
⑪ 教科・総合的な学習の時間の学びと読書
【演習:新聞や雑誌の活用】
⑫ 読書の日常化のための具体的な手法
【演習:ビブリオバトル(1)】
【持ち物】紹介したい本1冊(分野は問わない)
⑬ 主体的な読書を促すための具体的な手法
【演習:ビブリオバトル(2)】
【持ち物】前回とは異なる紹介したい本1冊(分野は問わない)
(第2回レポート提出日)
⑭ 読書と豊かな人間性について考える
⑮ 授業のまとめ(確認テスト)授業時間外学習 / Expected work outside of class
・演習で使用するので,自分が紹介したい本などを探しておく。
・シラバス中にある初めて聞く用語については、事前に検索をしておく。
・2回のレポートの課題と締切日は、授業内で連絡をする。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
1回の確認テスト(50%)、2回のレポート(10%×2)、受講態度(ディスカッションへの参加など30%)で総合評価をする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・読書指導の方法をいくつか体験することを通して、読書ができる児童生徒を育てるために必要な知識・技能を正しく修得できているのかを評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・読書が豊かな人間性を育む上で必要であるという視点が身についているのかを、学校現場の現状と関連づけて考察することができているのかを評価する。
③主体的な態度の観点
・児童生徒を取り巻く読書活動の現状を把握した上で、自身の読書生活について振り返ることができているのかを評価する。
- 教科書
Textbooks
必要に応じて授業中に配布する。
-
参考書
References
特になし
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎時間、振り返りシートに記入し、提出する。この振り返りシートに塩谷がコメントを入れ、次の授業時に返却する。振り返りシートの記入の仕方は、第1回ガイダンス 時に説明をする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact <オフィスアワー>授業の前後に対応します。
<関大LMS>「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
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