2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
22030
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
生涯学習概論(一)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
赤尾 勝己
曜限
Day/Period
木5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義では、生涯学習社会に関連した理論を把握し、そのあり方について考えることを目標とする。下記の教科書の目次に沿って、講義を進める。

到達目標 / Course Objectives

今日の後期近代社会、日本において、私たちが必要とする生涯学習に関する諸理論を理解し、よりよい生涯学習社会のあり方を展望できる力量を身につけることができる。
➀知識・技能の観点
 生涯学習社会についての基本的な知識・概念を理解できる。
➁思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 めざすべき生涯学習社会がどのような社会になればよいのかに
ついて考えることができる。
➂主体的な態度の育成
 大学の授業以外で、常に学習によって自己の力を向上させる機会をもつことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  序章 生涯学習を論じるうえでの諸前提
第2回  第1章 後期近代社会における生涯学習をとりまく環境
第3回  第2章 問い直される学力-PISA型学力から生涯学力へ-
第4回  第3章 「学習する組織」の提唱と学びの意義
第5回  第4章 ユネスコにおける生涯教育から生涯学習への転換
第6回  第5章 OECDにおけるリカレント教育から生涯学習への転換
第7回  第6章 アメリカにおける学習社会論とその展開
第8回  第7章 生涯学習政策の展開
第9回  第8章 地方自治体における生涯学習行政の展開
第10回  第9章 学校教育改革の動向
第11回  第10章 図書館
第12回  第11章 博物館
第13回  第12章 公民館および生涯学習関連施設
第14回  終章 生涯学習社会の課題と可能性
第15回  到達度確認テスト

授業時間外学習 / Expected work outside of class

各自で生涯学習関連施設に行って、そこでどのような学習機会が提供されているかを探っていただきたい。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)で評価する。
成績評価は、到達度確認テストの成績を100%とする。出席はとらない。今年度は、到達度評価テストを行う。これは「参照不許可」という条件で、語群なしの1問2点×30問の穴埋め問題と、これに4題の語句説明問題を出題する。したがって、穴埋め問題60点+語句説明問題40点=100点満点とする。穴埋め問題には語群がないので、ご注意いただきたい。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

➀知識・技能の観点
 生涯学習社会全般に関する知識を問う一問一答問題(60%)
➁思考力・判断力・表現力等の能力の観点
      図書館、博物館、公民館等の生涯学習関連施設に関する論述問題(30%)
➂主体的な態度の観点
    ➁以外の内容で、もっとも興味関心をもったテーマについての論述問題(10%)

教科書
Textbooks

赤尾勝己  『新しい生涯学習概論ー後期近代社会に生きる私たちの学びー』  ミネルヴァ書房、2012年。  

参考書
References

赤尾勝己 編著  『学習社会学の構想』  晃洋書房、2017年。  
赤尾勝己編  『生涯学習理論を学ぶ人のために』  世界思想社、2004年。  
赤尾勝己編  『生涯学習社会の諸相』現代のエスプリ第466号、  至文堂、2006年5月。  

その他適宜紹介する。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSへお願い致します。


備考
Other Comments

この科目は、図書館司書、博物館学芸員、社会教育主事の資格取得が絡んでいるので、必ず教科書を購入して授業に臨んでください。到達度確認テストによる単位取得はきわめて難しいですが、しっかり頑張ってください。特に、4回生は後がないのでご注意ください。