2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
文/外
時間割コード
Course Code
21945
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
中国古典文講読a
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
1
担任者名
Instructor
西川 芳樹
曜限
Day/Period
月5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

『新訂  中国詩文』(中国詩文研究会[編])を教科書に中国の古典詩文を講読します。講読する具体的な作品については以下の「授業計画」を見てください。この授業では、中国古典詩文を講読する際に「漢文訓読法」を用います。担当教員が現代中国語を用いて作品を音読する場合はありますが、基本的には中国語を用いることはありませんので、履修者に中国語の能力を求めることはありません。
 しかし、履修者には以下の3点を求めます。
[1] 高校国語で学習する古典文法(文語文法)を理解していること。
[2] 高校国語・漢文の基礎は学習していること。
[3] 文学部アジア文化専修の「中国思想文化論a」「中国思想文化論b」(専修関連科目)を履修することが望ましい。
 この授業は、高校国語・漢文の学習内容から発展して中国の古典詩文を精読するとともに、中国古典の歴史と文化的背景、および日本文学との関係について理解を深めます。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
高校国語・漢文を教授できるだけの講読能力と関連知識の獲得を目標とする。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
漢文(古代中国の文語体の文)を、文法に則って構造を分析し、訓読する。
③主体的な態度の観点
漢文の訓読法及び文学史について説明できる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 ガイダンス、文法解説1
第2回 文法解説2
第3回 文法解説3
第4回 「王明君辞」序文、詩、「西京雑記」(資料配付)
第5回 『詩経』(「陟岵」)
第6回 小テスト、古詩十九首
第7〜8回 「短歌行」
第9〜11回  「出師表」
第12〜14回 小テスト、「帰去來兮辞」(注釈,集評)、(関連事項として『楚辞』の紹介)、「飲酒」詩
第15回 授業時間内期末テストとその解説

授業時間外学習 / Expected work outside of class

1.予習として、授業前に配布されたワークシートを教科書の注や漢和辞典を用いて仕上げて、LMSに提出する。
2.文学部の「中国思想文化論1」「中国思想文化論2」を履修することが望ましい。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業中の発表(20%)、小テスト(20%)、授業時間内期末テスト(40%)、授業時間外課題としてのワークシート(20%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
授業で講読した中国古典作品について、正確に訓読と現代語訳がなされているかどうか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
到達目標に達しているかどうか。
③主体的な態度の観点
到達目標に達しているかどうか。

教科書
Textbooks

中国詩文研究会〔編〕  新訂 中国詩文  東方書店  

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

関大LMSの「テスト」「レポート」を利用します。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSのメッセージ機能を利用して下さい。

備考
Other Comments

・教科書は必ず持参して授業に臨むこと。教科書の無い学生には出席を認めません。
・教室には漢和辞典を持参すること。漢和辞典は紙媒体の辞書でも電子辞書搭載のものでも、デジタルディバイスのアプリでも可。