2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策
時間割コード
Course Code
21980
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
自然地理学概説b
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
浅田 晴久
曜限
Day/Period
月4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本授業では、気候学・気象学を中心に、自然地理学の基礎について講義する。植生や水文・大気循環といった自然環境に関わることから、自然景観や自然災害といった人間社会に関わることまで幅広く紹介する。世界各地の社会や文化、産業などの人文現象の成立過程には、地域固有の自然環境が深く関わっており、環境問題の解明や開発と保全の問題等でも、自然現象のメカニズムに関する知識は欠かすことができないということを理解する。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・自然地理学の基礎知識を習得することにより、日本や世界における気候要素の時空間変化の仕組みについて説明できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・地球上で陸上生態系や自然災害等の地域差が生じる要因を考える能力を身につける。
③主体的な態度の観点
・自然環境と人間社会の関わりの観点から、地域の課題を発見・解決できるようになる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  ガイダンス
第2回  気候の要素
第3回  大気の構造
第4回  大気の循環
第5回  世界の気温と雨
第6回  海洋の循環
第7回  エルニーニョ
第8回  モンスーン
第9回  世界の気候区分
第10回  ケッペンの気候区分
第11回  日本の気候区分
第12回  日本の季節
第13回  気象災害
第14回  さまざまな気候変動
第15回  気候と社会

授業時間外学習 / Expected work outside of class

参考文献や授業内容に関連する文献を自分で探して読むこと。授業中に説明を聞き逃した項目や、説明を聞いても分からなかった事項については、必ず復習しておくこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験(100%)。プリント・ノート持ち込み可の予定。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・気候学に関する基礎的な知識や用語が身についているか問う設問(20%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・授業で学習した概念やメカニズムを自らの言葉で表現できるか問う設問(40%)
③主体的な態度の観点
・災害や環境保全など、実際の地域問題に応用できるか問う設問(40%)

教科書
Textbooks


特になし

参考書
References

高橋日出男・小泉武栄  『自然地理学概論』  朝倉書店  978-4254168174
日下博幸    『学んでみると気候学はおもしろい』  ベレ出版  978-4860643621
仁科淳司    『やさしい気候学 第4版』  古今書院  978-4772285117
小野映介・吉田圭一郎    『みわたす・つなげる自然地理学』  古今書院  978-4772281201

フィードバックの方法
Feedback Method

関大LMSを通じてフィードバックを行う予定です。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

asada*cc.nara-wu.ac.jpまでメールをしてください。
*を@に置き換えてください。

備考
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