- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文
- 時間割コード
Course Code - 21681
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 美学・芸術学概論a
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 若林 雅哉
- 曜限
Day/Period - 火4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
美学・芸術学の歴史を概観する。春学期は「美学前史」とも言われる時代から、18世紀の「美学」の成立に至る流れをおう。あわせて、関連するトピックを(「プラトンの詩人追放論」に続けて、関連する「オリジナルとコピー」のように)論じることとする。
到達目標 / Course Objectives
(1)美学・芸術学の基本的な思想についての歴史的な理解を得る(知識の観点)。
(2)われわれが当然としがちな美的態度が歴史的に構築されたものであることを理解する(思考力の観点)。
(3)講義および、講義中に提示される資料に対して集中して取り組み、講義内容を自ら実感する態度を身につける(主体的な態度の観点)。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 導入
第2回 プラトンの詩人追放論
第3回 オリジナルとコピー
第4回 アリストテレス『詩学』とギリシア悲劇
第5回 ソポクレス『オイディプス王』
第6回 古典主義と規則の時代
第7回 バウムガルテンから美学の成立へ
第8回 カントの認識論
第9回 カント『判断力批判』
第10回 ヘーゲル 〜 芸術の史的発展
第11回 ヘーゲルと<芸術終焉>論
第12回 「発展」という図式について(1)調性音楽から無調へ
第13回 「発展」という図式について(2)12音音楽とその批判について
第14回 「発展」図式からおりること 〜 ベルク『ヴォツェック』
第15回 総括:今学期を振り返って授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業資料、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
筆記による学力確認(80%)、および受講態度を含めた講義への参加(適宜課される小レポートなど、20%)により評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
毎回のテーマに即して提示される内容の理解、到達目標に向けての習熟を評価する。
- 教科書
Textbooks
プリントを配付する。
-
参考書
References
授業中に適宜指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method LMSシステム上のメッセージ機能により行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業に関する問い合わせは、関大LMS のメッセージ機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments 私語は、周りの熱心な学生への多大な迷惑となり、また講義の進行を阻害するので厳禁とする。そのような迷惑行為を慎めない学生は評価対象から除外する。