2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策
時間割コード
Course Code
21662
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
宗教学概論b
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
宮本 要太郎
曜限
Day/Period
木2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

現代世界のさまざまな動きは「宗教」を抜きにして理解できません。本講義では、多様な宗教現象と宗教学のさまざまな概念とを並行して<問い>の形で取り上げながら、現代社会と宗教とのかかわりについて考えます。概論aがどちらかというと「知識の習得」に重きを置いているのに対し、概論bでは「自ら考える」よう促すことを重視します。

到達目標 / Course Objectives

1)現代社会における宗教の多様なあり方について正確な知識を身につける
2)宗教をめぐるさまざまな問題をめぐり、その構造について多角的に考察する
3)宗教に関する多様な問題に関して、自分なりの視座を確立する

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  導入:現代において「宗教」を問うことの意味
第2回  生と死の意味を問う(1):<いのち>について
第3回  生と死の意味を問う(2):死の宗教的意味(その1)
第4回  生と死の意味を問う(3):死の宗教的意味(その2)
第5回  いのちの循環と継承(1):自然観と宗教
第6回  いのちの循環と継承(2):家族と宗教
第7回  宗教における世界像(1):先祖と他界観
第8回  宗教における世界像(2):終末論をめぐって
第9回  宗教における世界像(3):聖者と教祖
第10回  政治と宗教(1):政教分離と信教の自由
第11回  政治と宗教(2):宗教と暴力
第12回  政治と宗教(3):カルト問題
第13回  救いと癒し(1):スピリチュアリティの興隆
第14回  救いと癒し(2):宗教の社会活動
第15回  まとめ・現代社会の宗教

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業前に教科書の該当部分を読んでおくこと。また、授業後は、授業資料、ノートを読み返し、復習しておくこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
授業への参加度(30%)
筆記試験(70%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

1)現代社会における宗教の多様なあり方について正確な知識を身につけているか
2)宗教をめぐるさまざまな問題をめぐり、その構造について多角的に考察できているか
3)宗教に関する多様な問題に関して、自分なりの視座を確立できているか

教科書
Textbooks

島薗進ほか編  『宗教学キーワード』  有斐閣  978-4641058835

参考書
References


授業中、適宜、紹介します。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSの「メッセージ」機能を用いてください。

備考
Other Comments

2024.10.15成績評価方法を変更しました。
変更前:定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
変更後:定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。