- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法
- 時間割コード
Course Code - 10968
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 外国書研究1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 12
- 担任者名
Instructor - 吉原 司
- 曜限
Day/Period - 水4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
担当者は法や制度について複眼的に理解することが、とりわけ重要であると考えている。この講義では比較的新しい外国語(英語)文献の読解を通して、法学、とりわけ、国際法学の基本概念をおさえつつも、他の学問分野の原理やアプローチを理解し、それらの知見を法学にフィードバックする能力を養成することを目標としている。
実際の講義の進め方の詳細については、履修者と相談の上で決めたい。なお、国際法の文献を購読する。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(法学部)
1.知識・技能
(2)概念や理論に関する知識
(4)必要な情報を探索する技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力
到達目標 / Course Objectives
最も重要な目標は、文献の内容・報告者自身による当該内容の検討をレジュメを使用した報告で正確に説明できることである。この目標の達成のために更に以下の到達目標を設定する。
①用語・文章の意味を正確に説明できる。
②担当箇所の論点を正確に説明できる。
③①②のために適切な文献を選択し、適切な情報を選び取り、比較・検討することができる。
④成績評価の方法・基準・評価①を満たすことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
初回及び第2回目の授業については、ガイダンス並びに予備的な学習の時間に充てる。
3~15回目の授業については、1回の授業につき1~2人程度の履修者が、事前に割り振られた担当箇所について、事前にレジュメを用意した上で報告し、報告者以外の者も含めて質疑を行う授業となる。授業時間外学習 / Expected work outside of class
①全履修者が事前に文献の該当範囲を読む(30分)。
②論点その他の不明な点につきチェックした上で調べる(40分)。
③文献の該当範囲や報告者のレジュメにつき質問・意見を準備する(20分)。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
①発表の形式・内容についての評価(60%)
②議論への参加状況(40%)
なお、10回以上の出席者を評価の対象とする(6回欠席した時点で単位は付与されない)。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①発表の形式・内容についての評価(60%)
(形式)構成、記号などの割り振り、典拠の指示、わかりやすさ、(内容)読解の程度、報告の際の議論の客観性・論理性など(到達目標も参考にすること)
②議論への参加状況(40%)
発言、討論への参加の度合い、授業への貢献など
- 教科書
Textbooks
別途講義で適宜指示する。
-
参考書
References 田中英夫 英米法辞典 東京大学出版会 978-4130311397
Sir. Paul Vinogradoff Common-Sense in Law Forgotten Books 978-0266676720
P.G. ヴィノグラドフ (著),末延 三次 (翻訳), 伊藤 正己 (翻訳) 法における常識 岩波文庫 978-4003401712
参考書としては、ごく基本的な文献をあげた。他にも国際法の文献をはじめ、参考になる書籍は数多くあるため、別途講義で適宜指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 章の終わりなどキリのよい個所で、関大LMSを利用して履修者の理解の確認を行い、それに対する解説を行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSを通じて問い合わせをお願いしたい。
- 備考
Other Comments 原則、対面方式にて授業を実施する。履修生への連絡などは関大LMSを通じて行う。関大LMSからの連絡を逐次確認できるよう、携帯電話などへの転送設定を行うこと。