- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法
- 時間割コード
Course Code - 10721
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 専門演習1a
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A24
- 担任者名
Instructor - 寺川 永
- 曜限
Day/Period - 金3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
総則・債権法・物権法を対象とする財産法および消費者法について理解を深めてもらうことを主たる内容としますが、それと同時に、皆さんには次の課題をこなしてもらいます。その他については開講後にお知らせします。
(1)判例研究
いくつかの最高裁判決を素材として報告および討論を求めます。これは(2)の合同ゼミ討論会の予行演習を兼ねるものです。
(2)合同ゼミ討論会(予定)
関西学院大学または本学の他の民法ゼミとの間で、学術的なゼミ交流を行います(毎年6月ごろ開催)。各ゼミが、事前に指定した日本の最高裁判決について報告をし、質疑応答を通じて議論を繰り広げることになります。開講後、実施の有無も含めて改めて案内します。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(法学部)
1.知識・技能
(4)必要な情報を探索する技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力
規範や歴史的経験によって根拠づけられた説得的な議論を構成する力
3.主体的な態度
具体的な法的紛争や政治的状況について、既存のルールを用いて、または、新しいルールを提案することを通じて、その解決に向けて、公正かつ柔軟に取り組むことができる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
財産法に関する判例や文献を読み解く技能を身につける。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
判例や文献の内容を批判的に検討し、その問題点を説明できる。
③主体的な態度の観点
判例や学説の立場を理解したうえで、自らの主張について、根拠をもって説明することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
ゼミの進行方針は概ね以下の通りです。多少、内容の変更があり得ます。詳細は各学期開講日にお話しします。
第1回 春学期ガイダンス
第2回 図書館ガイダンス
第3回 報告方法や文献検索などについて
第4回~第6回 判例研究
第7回〜第11回 合同ゼミ討論会のための準備、報告および討論
第12回〜第15回 判例研究授業時間外学習 / Expected work outside of class
演習で配布される資料等に適宜目を通し、演習内容の理解に努めるように予習・復習することをお勧めします。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常時評価(100%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
財産法に関する判例や文献を読み解くことができるか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
判例や文献の内容を批判的に検討し、その問題点を説明できるか。
③主体的な態度の観点
判例や学説の立場を理解したうえで、自らの主張について、根拠をもって説明することができるか。
- 教科書
Textbooks
必要とあれば、開講後に指示します。
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参考書
References 山野目章夫 『民法概論1 民法総則 第2版』 (有斐閣) 9784641138926
山田卓生ほか 『民法Ⅰ 総則 第4版』 (有斐閣) 9784641159495
佐久間毅 『民法の基礎 1 総則 第5版』 (有斐閣) 9784641138322
安永正昭 『講義 物権・担保物権法 第4版』 有斐閣 9784641138766
石田剛ほか 『民法Ⅱ 物権 第4版』 (有斐閣) 9784641179523
大場浩之 『物権法』 (成文堂) 9784792327989
松岡久和 『物権法』 (成文堂) 9784792327002
佐久間毅 『民法の基礎 2 物権 第3版』 (有斐閣) 9784641138988
道垣内弘人 『担保物権法 第4版』 (有斐閣) 9784641137769
松岡久和 『担保物権法』 (日本評論社) 9784535521858
平野裕之 『債権総論 第2版』 (日本評論社) 9784535527126
潮見佳男 『新債権総論Ⅰ』 (信山社) 9784797280227
潮見佳男 『新債権総論Ⅱ』 (信山社) 9784797280234
中田裕康 『債権総論 第4版』 (岩波書店) 9784000614238
中田裕康 『契約法 新版』 (有斐閣) 9784641138704
潮見佳男 『新契約各論Ⅰ』 (信山社) 9784797280241
潮見佳男 『新契約各論Ⅱ』 (信山社) 9784797280258
宮下修一ほか 『消費者法 第2版』 (有斐閣) 9784641151307
淡路剛久ほか 『民法Ⅱ 物権 第5版』 (有斐閣) 9784641159556
大澤彩 『消費者法』 (商事法務) 9784785730048
岩川隆嗣 『民法演習 はじめて解いてみる16問』 (有斐閣) 9784641233355
あくまで「参考書」であり、購入しなさいというものではありません。ただ、何か特定のテーマについて調べる際に、必ず目を通して欲しい資料であるといえます。その他の文献については、演習時に指示します。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
演習後に対応します。
- 備考
Other Comments 春学期開講日には必ず出席するように。
原則としてゼミには毎回出席すること。やむを得ず欠席する場合には、当日までにその旨をLMSのメッセージを通じて担当教員に連絡してください。緊急の場合には、同じゼミ生を通じて連絡してください。