2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
11223
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
展開講義(リーガルリテラシー1)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
H1
担任者名
Instructor
久保 勇二/高尾 奈々/橋本 薫/安田 健朗/春山 広起
曜限
Day/Period
月3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

<秋>
講義(対面型)

言語 / Language

<秋>
日本語(Japanese)


授業概要 / Course Description

<秋>
本クラスでは、発展演習(法曹)や事例講義(法曹)の学習成果を踏まえ、より発展的な法的知識と法律文書作成能力を修得してもらうため、憲法・刑法の重要判例を素材とする事例形式の課題を各受講者に割り当て、担当者が作成したレポート及び参考答案を参照しながら討論・解説講義を行う、という形で進行する予定である。
課題の担当者は事前に発表される課題について事前にレポートを作成して提出し、担任の添削を受ける。課題の担当は1人2回程度を予定している。
なお、下記の授業計画は現時点での予定であり、受講者の意見や到達状況等を踏まえて適宜変更しながら実施することがあり得るため、留意されたい。

到達目標 / Course Objectives

<秋>
講義の到達目標は、憲法・刑法に関する発展的な学習を踏まえた論理的思考力の修得に加え、法科大学院進学・司法試験受験も見据えて法律文書作成能力を涵養することにある。
①知識・技能の観点
主として憲法・刑法にかかる法令、判例及び学説についての基礎的知識の定着を図る。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
事例から問題点を抽出し、抽出した問題点について基礎的知識を用いつつ論理的に思考し、自らの思考過程を説得的に文書に表現する能力を修得する。
③主体的な態度の観点
受講生各自が自ら主体的に法律文書の作成に取り組むことで、主体的に学習する姿勢を身につける。

授業手法 / Teaching Methods

・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

<秋>
第1回 イントロダクション・刑法①:犯罪論の体系と因果関係
第2回 刑法②  不作為犯・故意論
第3回 刑法③  違法性阻却事由:正当防衛
第4回 刑法④  共犯
第5回 刑法⑤  財産犯①:窃盗・強盗
第6回 刑法⑥  財産犯②:詐欺・横領
第7回 刑法⑦  偽造の罪
第8回 憲法①  憲法総論:基本的人権の保障の意義と権利の保障範囲
第9回 憲法②  包括的基本権・法の下の平等
第10回 憲法③  思想良心の自由・学問の自由
第11回 憲法④  信教の自由と政教分離
第12回 憲法⑤  表現の自由(1)総論・検閲と事前抑制
第13回 憲法⑥  表現の自由(2)表現の内容規制、時・場所・態様の規制
第14回 憲法⑦  経済活動の自由
第15回 レポートの講評

授業時間外学習 / Expected work outside of class

<秋>
課題の担当者以外の受講者も課題についてレポートを作成して提出した場合、添削の上返却する(ただし、成績評価の対象となるのは担当回のみ)。
法科大学院特別選抜型入試の志願予定者については、法律文書作成能力の涵養のため、全回の提出を推奨する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

<秋>
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
評価割合は平常点(担当する課題のレポート、討論への参加状況等)70%、レポート30%とする。 

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

<秋>
①知識・技能の観点
主として、憲法・刑法の法令、判例及び学説を正確に理解できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
具体的な事例から問題点を発見し、法的知識を用いて論理的な思考をすることが出来ているか。また、自己の思考過程を法律文書として正しく表現できているか。
③主体的な態度の観点
自ら調査・検討をした上、討論に主体的に参加し、自己の意見を発表することができているか。

教科書
Textbooks

<秋>
備 考 / Note=====================================
<秋>
担任者が作成する事例問題及び解説レジュメを使用する。
六法を持参すること。

参考書
References

<秋>
高橋 和之  『立憲主義と日本国憲法〔第6版〕』  (有斐閣)  978-4-641-22870-2
木下 智史  『基本憲法Ⅰ』  (日本評論社)  978-4-535-52137-7
山口 厚  『刑法〔第3版〕』  (有斐閣)  978-4-641-13908-4
大塚 裕史 ほか  『基本刑法Ⅰ総論〔第3版〕』  (日本評論社)  978-4-535-52383-8
大塚 裕史 ほか  『基本刑法Ⅱ各論〔第3版〕』  (日本評論社)  978-4-535-52688-4
長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編  『憲法判例百選Ⅰ[7版]』  (有斐閣)  978-4-641-11545-3
佐伯仁志・橋爪隆編  『刑法判例百選Ⅰ 総論[第8版]』  (有斐閣)  978-4-641-11550-7
佐伯仁志・橋爪隆編  『刑法判例百選Ⅱ 各論[第8版]』  (有斐閣)  978-4-641-11551-4

備 考 / Note=====================================
<秋>

フィードバックの方法
Feedback Method

<秋>

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

<秋>
関大LMS又は各担任者へメールで連絡(メールアドレスは授業時までに連絡します)。

備考
Other Comments

<秋>