2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文
時間割コード
Course Code
10575
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
民法2
(総則B)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
3
担任者名
Instructor
今野 正規
曜限
Day/Period
火5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 この講義では、民法総則の後半(第90条~第169条)について勉強します。受講者には、制度の趣旨及び条文の解釈、個別の論点に関する議論状況を理解することが求められます。なお、講義の進め方については初回の講義で説明しますが、必ずしも条文の順番通りには進みません。あらかじめご了承ください。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(法学部)
1.知識・技能
  (1)制度に関する体系的知識
  (2)概念や理論に関する知識
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力

到達目標 / Course Objectives

① 知識・技能の観点
 特定の論点に関する判例と学説を理解できる。
② 思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 特定の論点を考える際に問題となる要件・効果の基準を理解し、それを具体的事案に適用し、妥当な解決を見出すことができる。
③ 主体的な態度の観点
 自らの学習を振り返り、適切な改善点を挙げることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  ガイダンス、契約の成立
第2回  意思表示(1)
第3回  意思表示(2)
第4回  意思表示(3)
第5回  意思表示(4)
第6回  意思表示(5)
第7回  契約の内容規制、無効・取消し
第8回  代理(1)
第9回  代理(2)
第10回  代理(3)
第11回  代理(4)
第12回  条件・期限等、時効(1)
第13回  時効(2)
第14回  時効(3)
第15回  まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

 各回の講義では、判例や事例などを用いて、可能な限りわかりやすく説明するつもりですが、予習をせずに講義だけを聴いて理解するのは難しいだろうと思います。したがって、本講義を受講される方には、各回に指定する箇所について教科書を一読したうえで講義に出席することが期待されます。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)で評価する。
到達度の確認(筆記による学力確認(論述式を含む))(100%)
 履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
 成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

 与えられた問題における論点を摘示することができるか及び当該論点に関する判例・学説を理解できているかを論述形式で評価します。

教科書
Textbooks

山野目章夫『民法概論1民法総則(第2版)』(有斐閣、2022年)  

 授業は基本的にレジュメにしたがって進行するので、教科書を授業中に参照することはありません。したがって、授業に持参する必要はありません。

参考書
References

潮見佳男他編『民法判例百選1総則物権(第9版)』(有斐閣、2023年)    
内田貴=山田誠一=大村敦志=森田宏樹『民法判例集総則・物権(第2版)』(有斐閣、2014年)  
四宮和夫=能見善久『民法総則(第9版)』(弘文堂、2018年)  
佐久間毅『民法の基礎1総則(第5版)』(有斐閣、2020年)  
山田卓生=河内宏=安永正昭=松久三四彦『民法I――総則(第4版)』(有斐閣、2018年)  

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

 簡単な質問や問い合わせについては、授業後に対応します。
 その他については、関大LMS「メッセージ」で対応します。

備考
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