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学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文
時間割コード
Course Code
11044
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
民法3
(物権)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
1
担任者名
Instructor
村田 大樹
曜限
Day/Period
月2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

民法全体のうち、(狭義の)「物権法」と呼ばれる領域を対象とする。物権という権利の内容を抽象的に言うと、物を直接に支配することのできる権利ということになる。この授業で扱う内容は、この物権に関するルールのうち、①物を実際に利用するにあたって権利者がもつ権利の内容や、②物権が人から人に移転する際のルールである。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(法学部)
1.知識・技能
  (1)制度に関する体系的知識
  (2)概念や理論に関する知識
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力
  規範や歴史的経験によって根拠づけられた説得的な議論を構成する力

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点:物権法の領域における諸制度の意義を説明できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点:この領域の簡単な紛争について、法的な解決策を示すことができる。
③主体的な態度の観点:継続的に学習する態度を身に付ける。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 ガイダンス・物権法の基礎
第2回 物権の客体・物権的請求権
第3回 所有権(1)―相隣関係・所有権の取得
第4回 所有権(2)―共有
第5回 用益物権
第6回 物権変動(1)―意思主義・公示の原則
第7回 物権変動(2)―177条の「第三者」
第8回 物権変動(3)―意思によらない物権変動(1)
第9回 物権変動(4)―意思によらない物権変動(2)
第10回 不動産登記法
第11回 動産物権変動(1)―引渡し
第12回 動産物権変動(2)―即時取得(1)
第13回 動産物権変動(3)―即時取得(2)
第14回 占有
第15回 まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

1    授業前に、授業で扱う条文を確認したうえで、自分で選んだ教科書を読み、予習しておくこと。
2    授業後は、再度、条文と教科書を読み、配布したレジュメと合わせて復習すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験(100%)
ただし、関大LMS内の掲示板における良質な質問は若干の加点対象とする。詳細は授業内で説明する。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

・授業で扱った制度の意義を理解しているか。
・それらの制度を用いて、私人間の紛争に対して法的解決策を示すことができるか。

教科書
Textbooks


特定の教科書は使用しない。授業時に指示したものを、適宜、各自で購入すること。

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

授業後の時間やLMSの掲示板を通じて質問に答える。重要な質問については授業内で全体にもアナウンスする。試験については、試験後に講評を公開する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSのメッセージ機能を用いること。

備考
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