- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法
- 時間割コード
Course Code - 11154
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 公務員論１
（総論） - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 吉川 和挟
- 曜限
Day/Period - 月3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
公務員論Ⅰでは日本の公務員制度に関してその歴史と制度的枠組みを講義する。
本講義は公務員制度に関する総論的な内容を扱うものであり、まず公務員が所属する行政組織から講義をはじめ、その後、国家公務員制度の変遷、地方公務員の制度的職務環境へと進めていく。
公務員といえば身近な存在である一方で、その内実の多様さや、具体的な勤務体系についてはあまり知られていない。本講義が公務員を目指す人にとっても、またそうでない人にとっても公務員制度を考えるきっかけになれば幸いである。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
（法学部）
1.知識・技能
(1)制度に関する体系的知識
(2)概念や理論に関する知識
2.思考力・判断力・表現力等の能力
制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力
到達目標 / Course Objectives
①公務員制度の体系と歴史を理解する
②公務員の現実の職務と制度を結び付けて説明できる
③公務員制度の近年の動きに関して自身の意見を提示することができる授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
01. ガイダンス／公務員とはだれか
02. 行政組織と官僚制
03. 行政組織の設計
04. 組織の管理運営
【国家公務員】
05. 日本の公務員制度
06. 戦前の公務員制度の変遷
07. 戦後の公務員制度の変遷
08. 公務員制度改革①
09. 公務員制度改革②
【地方公務員】
10. 地方の公務員制度
11. 地方公務員の任用と解職①
12. 地方公務員の任用と解職②
13. 公務能率と成績主義
14. 人事評価と定員管理
15. 補足：公務員不足問題
※講義内容・順序は進捗状況により変更になることがあります授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎回配布する講義資料をもとに授業内容を復習し、用語や論点の自分なりの整理をしてください。あわせて、地方公務員や国家公務員に関する新聞記事やニュースなどに関心を持つようにしてください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験（筆記試験）の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験（55点）＋毎授業ごとのミニッツペーパー（45点）で評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①公務員制度に関する体系的知識を獲得している（定期試験）
②日本の公務員制度の歴史的発展過程について説明できる（定期試験）
③ミニッツペーパーにおける質疑の内容、及び理解の適切さ
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 西尾隆 公務員制 東京大学出版会 978-4-13-034241-4
猪野積 地方公務員制度講義（第8版） 第一法規 978-4-474-079-03-8
伊藤正次・出雲明子・手塚洋輔 はじめての行政学（新版） 有斐閣 978-4-641-15099-7
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回実施する授業時間内のミニッツペーパーについて、質問事項の解説を適宜行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMS「メッセージ」機能を通じて連絡してください。
- 備考
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