春/2

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション
第2回  アジア太平洋戦争の始まり方と終わり方
第3回  連合国による対日占領―急進改革から経済復興へ
第4回  中華人民共和国の成立と朝鮮戦争
第5回  サンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約の締結
第6回  独立後の吉田外交―奄美返還・ビキニ事件・再軍備
第7回  鳩山一郎政権の外交(1)―「反吉田路線」の追求
第8回  鳩山一郎政権の外交（2）―日ソ国交回復と国連加盟
第9回  岸信介政権の外交（1）―「東南アジア」と「北東アジア」
第10回  岸信介政権の外交（2）―安保条約の改定
第11回  池田勇人政権の外交（1）―「吉田路線」への回帰
第12回  池田勇人政権の外交（2）―日韓交渉とOECD加盟
第13回  佐藤栄作政権の外交(1)―沖縄・小笠原返還と非核三原則
第14回  佐藤栄作政権の外交（2）―米中接近の衝撃
第15回  まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

教科書の該当箇所を予習・復習すること。

方法 / Grading Policies

定期試験（筆記試験）の成績で評価する。
定期試験（100％）。

【成績評価方法変更】
履修者数により、成績評価の方法が「定期試験（16週目）」に変更されました。（2025.04.28）

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
冷戦と戦後日本政治外交の歴史的展開についての理解の程度。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
二国間・多国間にまたがる係争について、異なる立場から考えることができるか。
③主体的な態度の観点
複数の学説上の立場を理解した上で、自らの主張を客観的な史料やデータに基づいて説明できるか。

五百旗頭真（編）　　『戦後日本外交史　第３版補訂版』　　有斐閣、2014年　　9784641220188

教科書は、必ず最新版（第３版補訂版）を入手してください。なお、この教科書は、秋学期の「外交史２」でも使用します。

楠綾子　　『現代日本政治史①占領から独立へ1945〜1952』　　吉川弘文館　　9784642064354
池田慎太郎　　『現代日本政治史②独立完成への苦闘1952〜1960』　　吉川弘文館　　9784642064361
中島琢磨　　『現代日本政治史③高度成長と沖縄返還1960〜1972』　　吉川弘文館　　9784642064378
武田知己・鈴木宏尚・池田慎太郎・佐道明広　　『資料で学ぶ日本政治外交史』　　法律文化社　　9784589038012
宮下明聡　　『ハンドブック戦後日本外交史：対日講和から密約問題まで』　　ミネルヴァ書房　　9784623078615
増田弘編　　『戦後日本首相の外交思想ー吉田茂から小泉純一郎まで』　　ミネルヴァ書房　　9784623075065

上記以外の参考書は、随時ご紹介します。