2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
11107
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
労働法2
(労働者保護法)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
2
担任者名
Instructor
河野 奈月
曜限
Day/Period
木2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

労働法とは、他者に雇われて働く者(労働者)とこれを雇う者(使用者)との関係をめぐるルールの総体を指す。この講義では、個々の労働者と使用者との関係を規律する個別的労働関係法のうち、労働者保護法と呼ばれる分野を中心に講義する。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(法学部)
1.知識・技能
  (1)制度に関する体系的知識
  (2)概念や理論に関する知識
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
現在の法制度の基本的な内容について理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
現在の法制度が抱える課題について考察を深め、他者と議論できるようになる。
③主体的な態度の観点
授業で学んだ知識を実生活で活用できるようになる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 イントロダクション、労働法1の復習
第2回 賃金(1)ー最低賃金制度、賃金支払に関する4原則
第3回 賃金(2)ー賃金請求権の発生、休業手当、さまざまな賃金制度
第4回 労働時間(1)ー労働時間・休憩・休日の原則、時間外・休日・深夜労働
第5回 労働時間(2)ー労働時間制度の特則
第6回 労働時間(3)ー労基法上の労働時間概念
第7回 休暇・休業(1)ー年次有給休暇
第8回 休暇・休業(2)ー育児・介護と仕事の両立
第9回 第2回〜第8回までのまとめ
第10回 労働憲章、差別禁止(1)
第11回 差別禁止(2)
第12回 ハラスメント
第13回 労働災害・安全衛生
第14回 高齢者雇用
第15回 第10回〜第14回までのまとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

事前:レジュメおよび関連する条文にあらかじめ目を通し、空欄に入る語句や設例の答えを考えてくること
事後:LMSにアップされる復習用問題に取り組むこと

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験の成績で評価する(100%)
 *そのほか、ミニレポート(任意提出)を数回出題し、優れた内容のものについて加点する

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 法制度の基本的内容に関する理解の程度。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 現在の法制度が抱える課題を分析し、自らの見解を根拠をもって説明することができるか。
③主体的な態度の観点
 授業で学んだ知識を実生活で活用しようとする意欲があるか。

教科書
Textbooks

水町勇一郎  労働法(第10版)  有斐閣  978-4-641-24377-4

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

関大LMS等で行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSのメッセージ機能を利用する。

備考
Other Comments

労働法2のみの履修も可能であるが、労働法1(春学期)で取り扱った事項を学習済みであることを前提に講義を進めるため、労働法1を先に履修することを勧める。