- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法
- 時間割コード
Course Code - 11102
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 国際私法１
（基礎理論） - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 小池 未来
- 曜限
Day/Period - 木1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
複数の国にかかわる私法上の法律関係が問題となる場合には、純粋な国内事案では生じない法律問題が生じる。この授業では、特に準拠法の選択（問題となっている法律関係にいずれの国の法が適用されるか）の問題について、国際私法の基礎理論を中心に概説する。授業の後半では、国際私法各論のうち財産法分野を取り扱う。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
（法学部）
1.知識・技能
(1)制度に関する体系的知識
(2)概念や理論に関する知識
2.思考力・判断力・表現力等の能力
制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
国際私法の基本的な仕組みや財産法分野の準拠法選択の方法を理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
学説や判例を理解し、具体的事案について適切な結論を導くことができる。
③主体的な態度の観点
学説や判例に対する理解を前提に、自己の考えを論理的に説明することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 国際私法とは何か
第2回 抵触規則の構造・連結政策
第3回 法律関係の性質決定・連結点
第4回 反致
第5回 外国法の適用にかかわる問題
第6回 自然人・法人
第7～9回 契約
第10回 法定債権
第11回 債権関係の諸問題
第12〜13回 物権・知的財産権
第14回 授業全体の総括
第15回 到達度の確認（筆記による学力確認）授業時間外学習 / Expected work outside of class
各回の内容について、教科書やレジュメを用いて予習・復習することが望まれる。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
到達度の確認（筆記による学力確認）（70％）と平常成績（小テスト）（30％）で評価する。
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験（16週目）」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
国際私法の基本的な仕組みや財産法分野の準拠法選択の方法を理解しているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
学説や判例を理解し、具体的事案について適切な結論を導くことができるか。
③主体的な態度の観点
学説や判例に対する理解を前提に、自己の考えを論理的に説明することができるか。
- 教科書
Textbooks 松岡博編 『国際関係私法入門〔第4版補訂〕』 （有斐閣、2021年） ISBN: 978-4-641-04688-7
-
参考書
References 道垣内正人＝中西康編 『国際私法判例百選〔第3版〕』 （有斐閣、2021年） ISBN: 978-4-641-11556-9
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 受講生からの質問は、授業後に直接受け付けます。
- 備考
Other Comments ・授業形態は対面式ですが、レジュメは、関大LMSへのアップロードにより配布します。教室内での配布はしませんので、各自ダウンロードして持参してください。
・その他受講生への連絡を関大LMSのお知らせを用いておこなうことがありますので、関大LMSをこまめにチェックしてください。