- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文
- 時間割コード
Course Code - 11076
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 会社法1
(企業統治) - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 伊藤 吉洋
- 曜限
Day/Period - 月1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、企業組織に関する法領域である会社法について、その基本的な概念や制度を学習する。概念や制度をなぜそれらが存在するのかという理論的根拠から理解すると共に、変動著しい現代の経済社会において会社法がどのように運用され、また変容しつつあるかということを意識し、社会人に必要な基礎的な能力を身につけることをねらいとする。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(法学部)
1.知識・技能
(1)制度に関する体系的知識
2.思考力・判断力・表現力等の能力
制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力
規範や歴史的経験によって根拠づけられた説得的な議論を構成する力
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・主として会社法における企業統治に係る条文について、規律の内容を理解し、その解釈上の争点及びそれに関する判例や学説の立場を理解していること。法科大学院における「共通的到達目標モデル」及び法科大学院未修1年次の授業内容(主として会社法(企業統治)部分)を踏まえる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・会社法に関する重要な概念・制度・条文について、その内容や趣旨等を理解し、説明できること。
・短い事例問題について、重要な事実を抽出・分析し、条文や判例をあてはめて結論を導く基礎的な能力を身につけることができること。
③主体的な態度の観点
・授業の復習を行い、理解できなかった部分については質問するという姿勢を身につけること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 授業の概要等の説明・会社法総論①(企業と会社)
第2回 会社法総論②(会社の種類)
第3回 会社法総論③(法人性)
第4回 株式会社の運営機構(総論)
第5回 機関の構築
第6回 機関相互間における権限の分配
第7回 株主の議決権
第8回 株主総会の招集・議事・決議
第9回 株主総会決議の瑕疵
第10回 取締役・取締役会・代表取締役
第11回 取締役と会社との利害調整①
第12回 取締役と会社との利害調整②
第13回 取締役の会社に対する責任①
第14回 取締役の会社に対する責任②
第15回 授業のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
教科書及び事前に配布するレジメ・資料を読んだ上で講義に臨み、終了後は、講義中にとったメモとあわせて、教科書及びレジメ・資料を見返すこと。また、経済ニュースには日々積極的に触れること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
成績評価の方法が、到達度確認(100%)から定期試験(筆記試験)(100%)に変更になりました(4月29日)(※履修者が多数になったため)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
到達目標達成度を参考に評価する。
- 教科書
Textbooks 小柿徳武ほか 『基礎から学ぶ商法』 (有斐閣) 9784641138674
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参考書
References 岩原紳作ほか編 『会社法判例百選(第4版)』 (有斐閣)
田中亘 『会社法(第4版)』 (東京大学出版会)
高橋美加ほか 『会社法(第3版)』 (弘文堂)
- フィードバックの方法
Feedback Method 必要に応じて関大LMSを通じて行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMS「メッセージ」「掲示板」を利用してください。
- 備考
Other Comments 基本的に教科書を用いて講義を進めますが、他に授業資料があれば関大LMSにアップロードします。