- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法
- 時間割コード
Course Code - 11120
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 政治思想史1
(近代) - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 百木 漠
- 曜限
Day/Period - 金4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この授業では古代から近代に至る政治思想史の主要な流れを概観しながら、それらの思想が西洋政治をどのように支えてきたかを解説する。これを通じて、政治思想史の基礎知識を身につけるとともに、近代政治の成り立ちとその仕組みを理解することを目指す。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(法学部)
1.知識・技能
(2)概念や理論に関する知識
(3)歴史や思想に関する知識
2.思考力・判断力・表現力等の能力
制度の正確な理解に基づいて問題状況を客観的に説明する力
到達目標 / Course Objectives
①近代政治思想史についての基礎知識を身につける。
②さまざまな政治思想(家)について、自分なりの意見を持てるようになる。
③幅広く政治に対する関心を身につけ、意見交換する力を養う。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション:政治思想史を学ぶ意義
第2回 古代ギリシアとローマ:直接民主政と共和政
第3回 中世ヨーロッパ、ルネサンス、宗教改革
第4回 マキャヴェリ『君主論』:近代への架け橋
第5回 ホッブズ『リヴァイアサン』:主権国家と絶対王政の時代
第6回 ロック『統治二論』:イギリス市民革命
第7回 ルソー『社会契約論』:フランス革命の思想
第8回 中間まとめ・関連する映像鑑賞など
第9回 アメリカ独立革命の思想:『ザ・フェデラリスト』
第10回 保守主義の登場:バーク『フランス革命の省察』
第11回 モンテスキュー『法の精神』+フランス啓蒙思想
第12回 自由主義:J.S.ミル『自由論』
第13回 功利主義:ベンサム、最大多数の最大幸福、パノプティコン
第14回 マルクス主義:マルクス『共産党宣言』・『資本論』
第15回 総まとめ:近代とは何だったのか授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義で紹介した文献に積極的に目を通すなどの予復習を行うこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
学期末に関大LMS上で実施するレポート:70%、平常点:30%
毎回の授業感想の提出によって平常点を評価する。期末レポートは2000字以上を予定している。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
西洋政治思想史と近代政治の成り立ちに関する知識を正しく理解し、それに対する自分の意見を論理的かつ説得的に説明できているかどうかを評価の基準とする。
- 教科書
Textbooks 宇野重規 『民主主義とは何か』 講談社現代新書
宇野重規 『西洋政治思想史』 有斐閣アルマ
教科書について具体的には授業内で指示するので、授業開始までにこれらの教科書をあらかじめ購入しておく必要はありません。
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参考書
References 野口雅弘・山本圭・高山裕二(編) 『よくわかる政治思想』 ミネルヴァ書房
中谷猛・足立幸男(編) 『概説 西洋政治思想史』 ミネルヴァ書房
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回授業の感想を提出してもらい、次回授業で質問に答えたり、優れたコメントを紹介したりしていく。授業前後の時間やLMSのメッセージで個別の質問や意見にも随時応じる。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
授業時間の前後
その他
LMSのメッセージでの質問・連絡には随時応答する
- 備考
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