- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/人間/安全/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00873
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 万博に学ぶ未来社会のデザイン
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 岡田 朋之/劉 雪雁/五月女 賢司/酒井 美奈/奥居 武/三谷 彰一
- 曜限
Day/Period - 金5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
今年2025年はここ大阪において、日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催される。全世界から百数十の国と地域が参加し、半年間にわたって開催されるこの巨大イベントは、私たちに何をもたらしうるのか。実は国際的メガイベントの雛型とも言える万博を通じて、私たちが学べることは実に幅広い領域に及ぶ。本科目では、多彩な講師陣から得られる知識や理解を通して、このまたとない機会を十二分に活用できるような素地を受講者各自の中に作り上げることを目指すものである。そのために、万博のこれまでの歴史をふり返るのみならず、開催や運営に実際に関わった人々の経験から学び取ることのできる知に触れ、2025年以後のこの地域のさらなる発展につながるレガシーを、課題への取り組みを通して構想していく。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
万博で表象される社会や文化の歴史的背景とその意義、さらにはその効果や社会的影響力を的確に把握し、理解すること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
それぞれの時代において国際博覧会がグローバルな、そしてローカルな社会的課題にどのように取り組み、解決策を提示してきたのかを、具体的な事例を踏まえて説明できること。
③主体的な態度の観点
毎回実施される小課題について真摯に取り組み、最終課題の内容では授業の趣旨を理解した高いクオリティの提案を表現できること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 プロトタイプとしての万博(岡田朋之)
第2回 万博に国が参加するということ(劉雪雁)
第3回 万博におけるプレゼンテーション(1)〜開幕編〜(酒井美奈)
第4回 万博におけるナショナルアイデンティティの表象(劉雪雁)
第5回 万博と都市基盤の形成(奥居武)
第6回 マニア的な万博の楽しみ方(阪神高速道路(株))
第7回 万博におけるテーマをめぐって(五月女賢司)
第8回 一般人としての万博への加わり方(阪神高速道路(株))
第9回 万博におけるメディア(岡田朋之)
第10回 万博の脱植民地化(五月女賢司)
第11回 万博におけるプレゼンテーション(2)〜展示編〜((株)電通PRコンサルティング)
第12回 万博を受け継ぐまちづくり(奥居武)
第13回 万博におけるプレゼンテーション(3)〜催事編〜(酒井美奈)
第14回 花博の意味〜園芸博覧会という「万博」((公財)国際花と緑の博覧会協会)
第15回 万博の目指したものとレガシー(岡田朋之)授業時間外学習 / Expected work outside of class
配布資料の事前講読。
授業中に課される課題への解答。
リポートの作成。
など。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業中に出される課題(50%)
最終リポート(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
① 知識・技能の観点
・リポート課題に適切に解答できているかどうか。
・最終課題の内容において、講義で提示した条件を十分満たした開催計画が練られていること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・最終課題で講義内容をふまえた魅力的なイベント出展計画が練られていること。課題提出されたドキュメントがわかりやすく充実した内容となっていること。
原則として最終リポートを提出しなければ単位は認定しない。
- 教科書
Textbooks
とくに指定しない。必要に応じて資料を配布する(印刷資料もしくはLMSを通じたPDFの配布)。
-
参考書
References
適宜授業内で紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 講義に関して毎回求めるコメントから適宜抜粋して紹介、担当者からのリプライ等をおこなう。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー 特に設定しない。
その他 LMSによるダイレクトメッセージ
- 備考
Other Comments 担当者の都合等により担当回が変更される可能性があるが、その場合はLMS等で通知する。