2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00859
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
キャリア形成実践演習
(CD5)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B 1
担任者名
Instructor
松川 晴美
曜限
Day/Period
木3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

コーオプ教育の実践により、組織・団体や企業(文系・理系出身者が活躍する組織・団体や企業を選定)から設定された課題について、チームでのPBLを行う。クラスごとに、シチズンシップやものづくりなどのテーマを設定し、地域・社会の中で自分が生活していくという感覚を養いつつ、地域・社会で立ち上がる課題を自ら解決していく自信を育む。その上で、公平・公正な地域・社会の実現に向けた関心・意欲を高めるだけでなく、社会正義に根差した観点からチームで問題解決することに対する自信を育み、今後の社会においてリーダーシップが発揮できる学生の育成を目的とする。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 組織・団体や企業に設定された課題について、自分の興味・関心と関連する問いと仮説を設定することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 価値観や考え方が異なるメンバーと協働し、社会正義に根差した問題解決の方向性を立案し、仲間に説明することが出来る。
③主体的な態度の観点
 自らの判断に責任を持ち、与えられた課題に主体的に取り組むことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  オリエンテーション
第2回  グループ活動1(チームビルディング)
第3回  キックオフと課題提示
第4回  グループ活動2(情報収集と本質理解)
第5回  グループ活動3(課題発見と仮説)
第6回  経過報告 
第7回  グループ活動4(仮説再検討)
第8回  グループ活動5(シナリオ構築)
第9回  グループ活動6(作業手順洗い出し)
第10回 中間提案 
第11回 グループ活動7(情報の再探索)
第12回 グループ活動8(論理的な話し方)
第13回 グループ活動9(プレゼンテーションの方法)
第14回 最終提案 
第15回 振り返りと今後の行動計画

授業時間外学習 / Expected work outside of class

新聞や書籍から様々な情報を収集・整理したうえで、それらを参照しながら課題に対して深く思考することが必要です。課題に対してグループで検討し、提案することになるため、授業時間以外の場でも自主的に集まり、準備することが求められます。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への参加度と振り返り(45%)、グループ活動評価(15%)、プレゼンテーション評価(20%)、最終レポート(20%)。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 組織・団体や企業に設定された課題について、自分なりの問いと、仮説を設定することができる。
⇒各種提出物やプレゼンテーション評価、最終レポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 価値観や考え方が異なるメンバーと協働し、社会正義に根差した問題解決の方向性を立て、仲間に説明することが出来る。
⇒各種提出物やグループ活動評価
③主体的な態度の観点
 自らの判断に責任を持ち、与えられた課題に主体的に取り組むことができる。
⇒各種提出物やグループ活動評価、最終レポート

教科書
Textbooks

参考書
References

中原淳監修、舘野泰一・高橋俊之編著  『リーダーシップ教育のフロンティア【研究編】-高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」』  (北大路書房)  ISBN:978-4-7628-3022-8
中原淳監修、舘野泰一・高橋俊之編著  『リーダーシップ教育のフロンティア【実践編】-高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」』  (北大路書房)  ISBN:978-4-7628-3023-5

そのほか、必要に応じて書籍を紹介します。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
Other Comments

・本科目(CD5)については、グループワークや課題発見・課題解決の力をつけたい人は、ぜひ受講してください。ただし、グループワークを多用する授業のため、積極的・自主的な参加態度が必須です。
・「キャリア形成入門演習(CD2)」で団体・組織・企業とのPBLを体験していると、より学びが深まります。
・昨年度は、各クラスにつきひとつの企業・団体にご協力いただきました。今年度は現在調整中で、実施企業・団体は異なる可能性があります。参加企業・団体は授業の中で発表します。

・京セラ株式会社
・吹田市立市民公益活動センター ラコルタ
・特定非営利活動法人 あっとすくーる

なお、本科目は2023年度に新設された、キャリア形成科目群(全5科目)の中の演習科目です。キャリア形成科目群は、下記の5つです。
・CD1:大学生から始めるキャリア形成
・CD2:キャリア形成入門演習
・CD3:理論と実践から探究するキャリア形成
・CD4:現代社会を生き抜くためのキャリア形成
・CD5:キャリア形成実践演習(本科目)

この科目は、キャリアコンサルタントの実務経験を有する担任者が担当する科目です。