2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00854
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
理論と実践から探究するキャリア形成
(CD3)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B
担任者名
Instructor
松川 晴美
曜限
Day/Period
火4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

キャリア形成実践演習で行われるPBLに対する主体的・実践的な態度の形成を目指す。キャリアやPBL、リーダーシップに関する理論を学び、キャリアに関する実践を理論的に解釈することが出来る技能や態度を獲得する。
また、チームのメンバーとPBLをスムーズに行う際に欠かせない、チームビルディング、コミュニケーションについて実践を通して、理論を理解する。
理論と実践を往還しながら、自分や他者のキャリア形成を促すことや、いかに社会課題を発見し、解決するのかということへの関心・意欲を育む。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 PBLにおいて必要な実践について、その根拠となる理論を理解するだけでなく、実践することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 価値観の異なるグループメンバーと協働することで、多様な視点を考慮に入れつつ、PBLを進める技能や態度を実践することができる。
③主体的な態度の観点
 自らの学びに責任を持ち、PBLで与えられた課題に主体的に取り組むことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  オリエンテーション/なぜ今、リーダーシップの発揮が必要なのか?
第2回  チームビルディング1(対話・コミュニケーション)
第3回  チームビルディング2(チームワーキング・リーダーシップ)
第4回  セルフコントロール1(自己理解・主体性)
第5回  セルフコントロール2(主体性・行動力)
第6回  論理的に考える1(ロジックのつながり)
第7回  論理的に考える2(因果のつながり)
第8回  論理的に考える3(現在と将来のつながり)
第9回  論理的に考える4(問い)
第10回 提案のプロセス1(考え方を考える・期待値把握)
第11回 提案のプロセス2(仮説思考・情報収集)
第12回 提案のプロセス3(プレゼンテーション)
第13回 提案のプロセス4(論理的に話す)
第14回 ビジネスマインドの理解
第15回 振り返り

授業時間外学習 / Expected work outside of class

新聞や書籍等から様々な情報を収集・整理したうえで、それらを参照しながら課題に対して深く思考することが必要である。 
授業内で提示されるテーマや課題について学外、学内で対話や熟考した内容を小レポートやディスカッションの場面で表現すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への参加度と振り返り(60%)、プレゼンテーション評価(20%)最終レポート(20%)。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 PBLにおいて必要な実践について、その根拠となる理論を理解し、実践することができたかどうか。
⇒各種提出物やプレゼンテーション評価、最終レポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 価値観の異なるグループメンバーと協働することで、多様な視点を考慮に入れつつ、PBLを進める技能や態度を実践することができたかどうか。
⇒各種提出物やグループ活動での態度
③主体的な態度の観点
 自らの学びに責任を持ち、PBLで与えられた課題に主体的に取り組むことができたかどうか。
⇒各種提出物やグループ活動での態度、最終レポート

教科書
Textbooks

参考書
References

斉藤徹  『だから僕たちは、組織を変えていける』  (クロスメディア・パブリッシング)  ISBN:978-4-295-40625-9
大石哲之  『コンサル1年目が学ぶこと』  (株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)  ISBN:978-4-7993-1532-3
中原敦・田中聡  『チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」の作り方』  (日本能率協会マネジメントセンター)  ISBN:978-4-8207-2874-0

そのほか、必要に応じて書籍を紹介します。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
Other Comments

本科目(CD3)については、課題発見・課題解決に必要な力を身に着けたい人は、是非受講してください。ただし、グループワークを多用する授業のため、積極的・自主的な参加態度が必須です。
なお、本科目は2023年度に新設された、キャリア形成科目群(全5科目)の中の講義・演習科目です。キャリア形成科目群は、下記の5つです。
・CD1:大学生から始めるキャリア形成
・CD2:キャリア形成入門演習       
・CD3:理論と実践から探究するキャリア形成(本科目)
・CD4:現代社会を生き抜くためのキャリア形成
・CD5:キャリア形成実践演習

この科目は、キャリアコンサルタントの実務経験を有する担任者が担当する科目です。