2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/人間/総情/安全/ビ/シ/環/化/工
時間割コード
Course Code
00314
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
活用法を体験するAI・データサイエンス
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B 1
担任者名
Instructor
林 勲/宋 財ヒョン/土田 昭司/高井 啓二/尾崎 平/藤本 和士/宝田 隼/小尻 智子/徳丸 正孝/荻野 正樹/前田 裕/前 泰志/山西 良典/森田 雅也/石橋 健
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(オンデマンド配信型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 人工知能(AI)やデータサイエンス(DS)の技術は、文系・理系を問わず様々な分野で利活用が進んでおり、大学生の誰もが身につけるもっとも基礎的なスキルと考えられている。この講義では、膨大なデータを適切なアルゴリズムを用いて統計学的に扱う方法と、機械学習、ソフトコンピューティング、ニューラルネットワーク・ディープラーニングといったAI特有のデータ処理技法を、様々な実例を通して実践的に学ぶ。
 なお、講義では可能な範囲で演習を取り入れながら、AI・データサイエンスを体験する。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・AIやデータサイエンスにおけるデータの取得法や解析法が理解できる。 
・AIやデータサイエンスに関する基礎から応用までの研究事例が理解できる。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
AIとデータサイエンスにおけるデータ処理の手順、意味、価値を説明できる。

③主体的な態度の観点
・講義内容を振り返り、自身の専門分野におけるAIやデータサイエンスの活用を考えることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

・オンデマンド配信で実施する
・毎回、授業毎に授業資料の配布、小テスト、質問受付を関大LMSを通じて行う
・原則、毎週「時間割の月曜日・15時」に資料の配布、小テスト、質問の受付を開始し、ちょうど1週間後の15時に終了する
・小テストを未受験、または提出未完了の場合は欠席扱いとする
・授業を4回以上欠席した場合、小テストの総点に関係なく、単位認定を行わない

第1回 AI・データサイエンスとは  (総合情報学部 林勲)
第2回 DSの基礎を学ぶ  「政治現象を解明する」(総合情報学部 宋財泫)
第3回 DSの基礎を学ぶ  「心の動きを学ぶには」(社会安全学部 土田昭司)
第4回 DSの研究を知る  「人の行動を理解しビジネスへ」(ビジネスデータサイエンス学部 高井啓二)
第5回 DSの研究を知る  「都市の現状を知り気候変動の適応策を考えるためのデータサイエンス」(環境都市工学部 尾崎平)
第6回 DSの研究を知る「化学分野への応用」(化学生命工学部 藤本和士)
第7回 DSの研究を知る  「計測物性工学  meets  データサイエンス」(システム理工学部 宝田隼)
第8回 AIの基礎を学ぶ「データから知識を考える」(システム理工学部 小尻智子)
第9回 AIの基礎を学ぶ  「あいまいな知識を考える」(システム理工学部 徳丸正孝)
第10回 AIの基礎を学ぶ「行動の学習機能を学ぶ」(総合情報学部 荻野正樹)
第11回 AIの基礎を学ぶ「脳の学習機能を学ぶ」(システム理工学部 前田裕)
第12回 AIの研究を知る  「ロボットへの応用」(システム理工学部 前  泰志)
第13回 AIの研究を知る  「AI・データサイエンスで読み解くエンタテインメントの魅力」(総合情報学部 山西良典)
第14回 AIの研究を知る  「AIが働き方を決める:あなたはそれでいい?」(社会学部 森田雅也)
第15回 まとめ(ビジネスデータサイエンス学部 石橋  健)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・理解が不十分な点については、期限内にビデオを見直し、自身で調査するなどして復習すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
小テスト100%
・小テストを未受験、または提出未完了の場合は欠席扱いとする
・授業を4回以上欠席した場合、小テストの総点に関係なく、単位認定を行わない

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・概念や用語の定義・知識を問う基礎的な設問(50%)

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・講義内容に沿って考える応用的な設問(50%)

教科書
Textbooks

参考書
References

松原望・松本渉  『Excelではじめる社会調査データ分析』  丸善出版  978-4-621-08165-5
濵田悦生・狩野 裕  『データサイエンスの基礎』  講談社  978-4-06-517000-7
林知己夫  『データの科学』  朝倉書店  978-4-254-12724-9
溝口理一郎・石田亨  『人工知能』  オーム社  978-4-274-13200-1
松尾豊  『人工知能は人間を超えるか  ディープラーニングの先にあるもの』  角川Epub選書  978-4-04-080020-2
松本渉  『社会調査の方法論』  丸善出版  978-4-621-30631-4
数理人材育成協会  『データサイエンスリテラシー モデルカリキュラム準拠』  培風館  978-4-563-01613-5

フィードバックの方法
Feedback Method

プライベートな内容を含む質問や問い合わせについては関大LMSのメッセージ機能を使って個別に対応する。また、受講者全員に関係する事柄については、関大LMS内の「タイムライン」、「メッセージの一斉送信機能」、「Q&Aコーナー」などを利用してフィードバックを行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

当該授業が実施されている期間内に、関大LMSのメッセージ機能を利用するか、あるいはLMS上の「第〇回 〇〇先生への質問はこちらへ」に質問を入力するなどして、授業の担当教員に直接問い合わせること。

備考
Other Comments

「活用法を見聞するAI・データサイエンス」(春学期)、および「活用法を体験するAI・データサイエンス」(秋学期)の2科目4単位を修得した学生を対象に、スキルを証明する「デジタル証明証(オープンバッジ)」を発行する。修得条件を満たした年度の終わりに、デジタル証明証の発行手続きが必要である。詳細についてはインフォメーションシステムで案内する予定である。