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学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/人間/安全/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00306
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
SDGs入門
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
A 1
担任者名
Instructor
長岡 康夫
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(オンデマンド配信型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

「SDGs入門」では、2015年9月、第70回国連総会において採択された「持続可能な開発のためのアジェンダ2030」に含まれるSDGs(Sustainable  Development  Goals、持続可能な開発目標)の内容を学習する。SDGsは17の目標で構成されており、目標1は貧困の克服を目指し「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」ことを目標としている。以下、「飢餓」「保健」「教育」「ジェンダー」「水と衛生」「エネルギー」「経済成長と雇用」「インフラ、産業化、イノベーション」「不平等」「持続可能な都市」「持続可能な生産と消費」「気候変動」「海洋資源」「陸上資源」「平和」「実現手段」に焦点を当てて目標を定めている。見方が広範囲にわたるため、すべての学部での学び・研究が何らかの目標に関連している。
 授業では、SDGsの意義と最近の状況、気候変動との関係性、なぜ企業による注目が高まっているのかといったビジネスとのつながり、SDGs達成のためのファイナンスなどについて取り上げる。受講者が、SDGsと自らの興味関心の対象を結び付けて考え、今後、どのように学びを深めていったらよいのかを考える契機になる素材を提供する。
 公務員、研究者、弁護士・会計士等の専門職に加え、一般企業への就職を考えている多くの学生にとって、有意義な内容になることを目指す。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・SDGsについて、深く理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・SDGsについて、自分が出来ることを考え、実行する力を身につける。
③主体的な態度の観点
・自らの学習を振り返り、適切な改善点を挙げることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  SDGs「入門」の目指すことと思考方法のヒント(ロジックモデル、KPI)
第2回  SDGsの達成状況、達成に向けた障壁(感染症/紛争/災害)と資金
第3回  気候変動とSDGs
第4回  SDGsに貢献する仕事について考える①エネルギー、素材、情報・通信
第5回  SDGsに貢献する仕事について考える②建築・モビリティ・まちづくり
第6回  自然資本とSDGs
第7回  SDGsに貢献する仕事について考える③農林水産・食品・流通
第8回  SDGsに貢献する仕事について考える④衣料品・資源循環
第9回  ジェンダーとSDGs
第10回  技術と人間、デジタル社会におけるSDGs
第11回  働き方、ビジネスと人権、ウェルビーイングとSDGs
第12回  組織のガバナンスとSDGs、情報開示とマテリアリティ
第13回  SDGsに貢献する仕事について考える⑤金融
第14回  SDGsに書いていないこと:Beyond  SDGs
第15回  総括:22世紀をいきる世代の役割と期待

授業時間外学習 / Expected work outside of class

講義資料、授業中やシラバスで示されている参考書などを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習すること。必要に応じて図書館等を活用して、学習を進めること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験(小テスト・レポート等)100%

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・SDGsについて、深く理解できているかを評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・SDGsについて、自分が出来ることを考え、実行する力を身につけられているかを評価する。
③主体的な態度の観点
・自らの学習を振り返り、適切な改善点を挙げることができるかを評価する。

教科書
Textbooks

参考書
References

村上芽、渡辺珠子  『SDGs入門』  日本経済新聞出版社  ISBN978-4-532-11408-4
村上芽  『図解SDGs入門』  日経BP 日本経済新聞出版本部  ISBN978-4-532-32385-1
KANDAI  for  SDGs推進プロジェクト  『アカデミアが挑むSDGs~関西大学の多様な取り組み~』  関西大学出版会  ISBN978-4-87354-748-0
村上芽、加藤彰、渡辺珠子  『サステナビリティ人材育成の教科書』  中央経済社  ISBN978-4-502-44491-3

フィードバックの方法
Feedback Method

レポートの内容や傾向について以降の授業で取り上げます(例:第3回に示した課題について、第5回で振り返り)。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

原則、TAが問い合わせに対応します。詳細は、関大LMSで連絡します。

備考
Other Comments

毎週火曜日に関大LMSに資料をアップロードします。

本科目は事後抽選対象科目です。500名をオーバーした場合は抽選となりますので、ご注意ください。なお、「SDGs入門」及び「SDGsの実践」のセット履修、もしくは上位年次生はいずれかを修得済の者を優先的に履修許可します。
また、本科目はSDGsラーニングプログラムの必修科目となっています。修了者にはデジタル証明(オープンバッジ)が発行されますので、SDGsラーニングプログラム|関西大学×SDGs  私たちは考動するを参考に積極的に履修してください。