2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00301
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
日本の近現代史と関西大学-知の群像
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
橋寺 知子/官田 光史/高橋 智幸/安田 忠典/井上 主税/徳田 誠志/伊藤 信明/佐藤 健太郎
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(オンデマンド配信型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 関西大学は1886(明治19)年に創立された関西法律学校を前身としており、そこから数えると、今年(2025年)、創立139年を迎えます。1922(大正11)年に大学昇格・千里山学舎開設を果たし、千里山キャンパスも100年を超える歴史を有しています。こうした本学の長い歴史を踏まえて、この講義では、関西大学が歩んできた道のりを近現代日本の歴史のなかに位置づけ、関西大学の歴史を学んでいきます。
 具体的には、関西大学に関わる傑出した人物を中心に据え、それらの人物を取り巻く、世界、日本、大阪の歴史状況を政治、社会、文化などの側面から描いていき、日本の近現代史のなかで関西大学が果たした役割や意味を考えます。

到達目標 / Course Objectives

(1)知識・技能の観点
 関西大学に関わる傑出した人物を中心に据え、それらの人物を取り巻く、世界、日本、大阪の歴史状況を政治、社会、文化などの側面から説明できる。
(2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 日本の近現代史のなかで関西大学が果たした役割や意味について、信頼できる情報に基づいて自分の考えをまとめ、それを明晰に表現することができる。
(3)主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度の観点
 主体的に授業に参加するとともに、自発的に参考文献にも目を通し、異なる理解や意見とも対話しつつ、自らの意見を形成することができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第01回 開講の辞(高橋学長)、オリエンテーション  [橋寺]
第02回 関西法律学校の創立と12人の創立者[伊藤]
第03回 大正期の関西大学と山岡順太郎[佐藤]
第04回 戦中・戦後の関西大学と岩崎卯一、北村兼子[佐藤]
第05回 山岡順太郎と化学工業博覧会[官田]
第06回 戦後世論調査の開始と関西大学    [官田]
第07回 百舌鳥・古市古墳群と関西大学[徳田]
第08回 高松塚古墳と関西大学[井上]
第09回 近代都市・大阪と関西大学  [橋寺]
第10回 千里山キャンパスの誕生と変化(1)[橋寺]
第11回 千里山キャンパスの誕生と変化(2)[橋寺]
第12回 スポーツと大学  [安田]
第13回 関西大学とスポーツ文化[安田]
第14回 関西大学の現状と課題  [高橋学長]
第15回 まとめ  [橋寺]

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業中に指示された文献をできるだけ多く読むように心がける。
授業内容に関連する学内施設(年史資料展示室、歴史的景観回顧モニュメント、高松塚古墳壁画再現展示室、中央体育館大島鎌吉資料展示コーナー、各種記念碑など)を実際に見てみることをお勧めする。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
高橋学長を除く各担当者が課す小テスト・レポートなどの成績を総合し、100点満点で評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

(1)知識・技能の観点
小テストやミニッツペーパー等により評価する。
(2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点
レポートによって評価する
(3)主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度の観点
小テストやレポートによって評価する。

教科書
Textbooks


教科書は使用しません。各担当者が教材や資料を関大LMSに順次設定していきます。

参考書
References

関西大学百年史編纂委員会編  『関西大学百年史』通史編上巻、通史編下巻、人物編、年表・索引編、資料編  (学校法人関西大学、1986-1996)  
関西大学年史編纂委員会企画・編集  『関西大学130年のあゆみ』  (学校法人関西大学、2016)  
関西大学年史編纂委員会企画・編集  『関西大学をまなぶ:History  of  Kansai  University』  (学校法人関西大学、2017)  
関西大学年史編纂委員会編  『学の実化 大学昇格・千里山学舎開設100年記念誌』  (学校法人関西大学、2022)  
関西大学年史資料室ウェブサイト  http://www.kansai-u.ac.jp/nenshi/  

ここにあげているのは講義全体を通じての参考書等です。各講義回で扱われる個別テーマについての参考書等は、各担当者によって授業の中で指示されます。

フィードバックの方法
Feedback Method


担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSの「メッセージ」を使ってください。
講義全体に関しては橋寺へ、各回の内容に関するものは、該当する担当者へ直接連絡してください。

備考
Other Comments

【複数担当者による遠隔授業(オンデマンド配信授業)にともなう注意事項】

1.  教材の設定について
 この科目はオンデマンド配信授業ですので授業曜限は定められていませんが、毎授業週の火曜日5限を教材設定の基準曜限とします。
(1)各担当者は、この基準曜限の1週間前を目処に、教材を関大LMSで公開する予定です。
(2)関大LMSに設定される教材には、スライド、授業動画、参考資料、小テスト、ミニッツペーパー提出窓口、レポート提出窓口などがあります。
・「授業動画」は、原則として、授業回ごとに設定され、公開から原則1週間、見ることができます。
・「授業動画」および「レポート提出窓口」以外の教材設定の有無や、設定された教材の利用条件(利用可能期間など)については、担当者ごとに異なる場合があります。LMSを通じて各担当者から指示があれば、それにしたがって学習を進めてください。

2.  担当者と履修者の連絡方法
 担当者から履修者へ、履修者から担当者への連絡方法は、原則として、次のとおりです。
(1)担当者から履修者全員への連絡には関大LMSの「お知らせ」または「タイムライン」を用います。
(2)担当者から特定の履修者への連絡には関大LMSの「メッセージ」を用います。
(3)履修者から担当者への連絡(質問や問合わせ)には関大LMSの「メッセージ」を用いてください。メッセージは、担当者を特定してメッセージを送ることができます。連絡内容によって適切に選択してください。