- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00409
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - プロジェクト学習1
〔日常生活の疑問を心理学で探ろう〕 - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B 9
- 担任者名
Instructor - 山田 嘉徳
- 曜限
Day/Period - 木4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業では、<日常生活の疑問を心理学で探ろう>をテーマとしたプロジェクト学習を展開します。ここでのプロジェクト学習とは、決められたテーマの中で、仲間と協力しながら各自がさらなる課題を探索したり課題解決を行うような協同的な営みとして実現される学習をさします。
身近にみられる「こころの問題」を探究すべき題材として掲げ、心理学的なものの見方・考え方を踏まえた社会への見方や視点の拡がりを実践的に理解していくことによって、各自の学びをアップデートしてもらいます。
本授業では、協同する仲間との実証的な調査活動を通して人間のこころの営みを科学的に理解するとともに、大学での学びをよりよく実現する手段としてレポートライティングやプレゼンテーション、効果的な情報収集・分析に資するICT活用に習熟することを目指します。その過程で、最終的には、大学で学ぶ「私」は今後どうありたいのか、また問うことを通じて学ぶための様々なスキルや考え方が身近な社会とのつながりのなかでどのように活かされていくのかについて実践的に思索を深めていきます。
そのために、「評価」も経験的に慣れ親しんだ一方向的な評価に限定せずに、仲間同士での協同を基調とするピアレビューを具体的な作業とし、自身の評価観・学習観(評価とはどのようなものか、学習とはどういう営みなのか)を柔軟に捉え直し、学びを更新し続けられるようになることを目指します。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
クラステーマである「日常生活の疑問を心理学で探ろう」の中で、自ら取り決めた課題を中心に学習することで、「日常生活の疑問を心理学で探ろう」について多面的に理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
「考動力」を基盤として、グループやクラスメイトと協働し、レポートライティングとプレゼンテーションスキルを身に付けることができる。
③主体的な態度の観点
自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション―高校の学習から大学の学びへ
第2回 プロジェクト学習のための基礎知識と技法
第3回 自己とコミュニケーション①―自己形成、自己理解と他者理解
第4回 プロジェクト実践1―①探究テーマの設定
第5回 プロジェクト実践1―②探究計画の立案
第6回 プロジェクト実践1―③探究実践と分析
第7回 プロジェクト実践1―④プレゼンテーションの準備
第8回 プレゼンテーションとピアレビュー
第9回 中間の振り返り―参加としての学び、学びのための評価
第10回 プロジェクト実践2―①探究テーマの設定
第11回 プロジェクト実践2―②探究計画の立案
第12回 プロジェクト実践2―③探究実践と分析
第13回 プロジェクト実践2―④プレゼンテーションの準備
第14回 プレゼンテーションとピアレビュー
第15回 全体の振り返りープロジェクト学習での学びに関する振り返り授業時間外学習 / Expected work outside of class
この授業は、個人(グループ)による振り返りや課題、プロジェクト型の探究活動が中心となるため、授業外で活動することが求められます。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・毎回の授業後の振り返り(関大LMS)(30%)
・授業中の提出物(ワークシート)(20%)
・中間および最終の発表資料とプレゼンテーション(内容や質、スキルなど)(30%)
・最終の振り返りレポート(内容や質など)(20%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
クラステーマである「日常生活の疑問を心理学で探ろう」の中で、自ら取り決めた課題を中心に学習することで、「日常生活の疑問を心理学で探ろう」について多面的に理解することができたかどうか。
→各種提出物や最終レポート(ルーブリックによる評価)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
「考動力」を基盤として、グループやクラスメイトと協働し、レポートライティングとプレゼンテーションスキルを身に付けることができたかどうか。
→プレゼンテーションや最終レポート(ルーブリックによる評価)
③主体的な態度の観点
自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができたかどうか。
→授業内での自己評価(ルーブリックによる評価)
- 教科書
Textbooks
特に指定はしません。
-
参考書
References
配付資料等は関大LMSのWebClassコースに掲載します。
- フィードバックの方法
Feedback Method ・毎回の授業後の振り返り課題と授業中の提出物に対して、担当教員から次回授業時に適宜コメントを付与します。
・授業で実施した課題やプレゼンテーションについて、受講生同士による振り返りの機会を適宜設けます。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後および関大LMSのメッセージ機能を使ったメールでの問い合わせに対応します。
- 備考
Other Comments 本科目の性質上、上述の15回の授業計画は、グループ活動の進捗等に応じて、柔軟に修正する可能性がある点について、予めご了承ください。適宜、受講生の皆様のリクエストを反映して進行する予定です。
なお文章作成、プレゼンテーション作成に関しては、「ライティングラボ」でアドバイスを受けることができます。積極的に活用してください。
<ライティングラボウェブサイト>
http://www.kansai-u.ac.jp/ctl/labo/index.html
また、関西大学での学びと学生生活を有意義なものとするための、「考動力(自ら考え行動する力)」を育むプログラム一覧が掲載された「CANPRO MAP」を授業で取り上げます。詳細は、初回授業時に活用方法とあわせてお伝えします。
<教学IRプロジェクトサイト>
https://www.kansai-u.ac.jp/ir/index.html