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学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00402
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
プロジェクト学習1
〔水平思考を旅する〕
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B 1
担任者名
Instructor
三浦 真琴
曜限
Day/Period
火2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

クリティカルシンキングは日本語に翻訳すると「批判的思考」です。しかし残念なことに我が国においては「批判(的)」と「批評(的)」とがしばしば混同されています。時と場合によっては「非難」あるいは「否定」の意味で用いられてしまうこともあります。この言葉あるいは概念本来の意味するところは「情報を分析、吟味して、創造的・建設的に取り入れ、次のステップに必要な情報を獲得もしくは創造すること」です。ここでは冷静で客観的な理解があらゆる所作・営為の基盤となります。このような情報の解釈・文脈の理解を目指すために、自己の解釈や理解の癖を知り、加えて世間一般的なスキーマから自己を解放すること、その上で建設的で創造的な解決のために何が必要かを考えることが必要不可欠です。この基本的なことがらを学ぶことがこの科目の重要なねらいとなります。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 クラステーマである「クリティカルシンキング」の中で、自ら取り決めた課題を中心に学習することで、「クリティカルシンキング」について多面的に理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 クリティカルな「考動力」を基盤として、グループのメンバーと協働し、課題を探求し解決する力を身に付ける。
③主体的な態度の観点
 自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができる。
④その他
◇目前に(明示・暗示のいかんを問わず)提示された情報が、その事象の全体にとって、いかほどの割合を占めるものであるのか、それを適切に判断(あるいは推測)できる。
◇自身の知る情報が、当該事象のどれほどを説明するものであるのかを的確に判断できる。
◇ある事象を深く正しく理解するに当たり、必要不可欠とされる情報を獲得するために、当事者間において、どのようなコミュニケーションが必要であるのか、それを理解したうえで実践することができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

授業はグループワークを中心に展開します。LMSには資料を添付してありますが 教室では 別途 印刷した資料を配ります。病気や事故等の事情あってリアルタイムで参加できなかった場合のみ LMSにて課題に応えるようにしてください。

第  1回   Grouping 水平思考とは/正解主義から自由になろう
第  2回   水平思考に必要な三つの力
第  3回   水平思考は省エネ思考
第  4回   水平思考は弱者を助ける
第  5回   水平思考は新しい組み合わせを生み出す
第  6回   水平思考は先の先を読む
第  7回   水平思考は無駄なものを捨てない
第  8回   水平思考はマイナスをプラスに変える
第  9回   水平思考はコンセプトを大きく変える
第10回      水平思考は常に原点を忘れない
第11回 水平思考のエチュード三昧①
第12回 水平思考のエチュード三昧②
第13回 水平思考のエチュード三昧③
第14回 水平思考のエチュード三昧④
第15回 水平思考のエチュード三昧⑤/総括
※なお 授業内容はクラスの雰囲気や受講生からの要望等に応じて 柔軟に(弾力的に)対応することを考えていますので 変更される場合があります

授業時間外学習 / Expected work outside of class

この科目では『クリシン通信』を作成して、みなさんに配付することがあります。そこにはみなさんのレポートと、それに対するLAや教員のコメントも掲載されています。これをじっくりと読むこと、これが授業時間外学習の一つです。また、このクラスはグループワークを中心に展開しますが、週に一度のクラスだけではこのグループワークを充実したものにすることは困難です。したがって、どのグループにおいても、テーマの発掘、必要な情報の収集、アイデアやプロットの創出ならびに見直しなど、授業時におけるグループワークをつつがなく進展するための準備が不可欠となります。その準備をすること、それがもう一つの授業時間外学習です。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
毎回の課題(小レポート)(100%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 クラステーマである「クリティカルシンキング」の中で、自ら取り決めた課題を中心に学習することで、「クリティカルシンキング」について多面的に理解できたかどうか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 クリティカルな「考動力」を基盤として、グループのメンバーと協働し、課題を探求し解決する力を身に付けたかどうか。
  ③主体的な態度の観点
 自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができたかどうか。
④その他(以下に掲げたことができたかどうか)
◇目前に(明示・暗示のいかんを問わず)提示された情報が、その事象の全体にとって、いかほどの割合を占めるものであるのか、それを適切に判断(あるいは推測)できる。
◇自身の知る情報が、当該事象のどれほどを説明するものであるのかを的確に判断できる。
◇ある事象を深く正しく理解するに当たり、必要不可欠とされる情報を獲得するために、当事者間において、どのようなコミュニケーションが必要であるのか、それを理解したうえで実践することができる。

教科書
Textbooks

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

フィードバックは毎回の授業時にグループワークを展開しながら あるいは展開後にLA(Learning  Assistant)と科目担当者と一緒におこないます。また 授業中に受講生が書いた小レポートと、それに対する教員(必要に応じてLAの)コメントを付して、次回の授業までにLMSにて配信することもあります。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
 必要に応じて 適宜 案内します
その他

備考
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