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学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00397
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
プロジェクト学習1
〔日常に潜むジェンダー問題を見つけよう〕
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
A21
担任者名
Instructor
吉田 由似
曜限
Day/Period
火2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

この授業では、家庭や学校、職場やアルバイト先、友人や恋愛関係、日常生活における「性(性別)」に関する諸問題に目を向け、「女子力ってなに?料理や掃除は女性がするもの?」「男性がメイクやかわいいものに関心を持つのは変?」「どうして、女子は文系、男子は理系のイメージが根強いの?」「男女の賃金格差は、なぜなくならないの?」「同性愛はいけないこと?」など、身近な疑問や違和感から興味・関心のあるジェンダー問題に焦点を当てていく。

それぞれの興味・関心のあるジェンダー問題にもとづいてグループを編成し、グループやクラスメイトと協働して自分たちで課題を見出し、レポートやプレゼンテーションを実施しながら基礎的スキル(調べる、読む、書く、発表する、議論するなど)の習得・向上を目指す。

授業は、演習形式でグループによる作業を中心に進めるため、毎回出席して主体的に取り組むことはもちろん、クラスメイトとの積極的なコミュニケーションや協調性も必要となる。

※この授業では従来のような教師-学生という関係性ではなく、学生が主体となり、教師はプロジェクトのサポートをする立場として授業を進めていく。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 クラステーマである「日常に潜むジェンダー問題を見つけよう」の中で、自ら取り決めた課題を中心に学習することで、「ジェンダー問題や社会問題」について多面的に理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 「考動力」を基盤として、グループやクラスメイトと協働し、レポートライティングとプレゼンテーションスキルを身につけることができる。
③主体的な態度の観点
 自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション・自己紹介
第2回  「ジェンダー」に関する基礎知識
 →さまざまなジェンダー問題についてクラスメイトと話し合う
第3回  「調べる」スキル:情報源と検索方法
第4回  「読む」スキル:読解と要約、及び批判的考察の方法
第5回  「書く」スキル(1):レポートに関する基礎知識
第6回  グループ決定、グループワーク➀ 
第7回  グループワーク②
第8回  グループワーク③
第9回  各グループの中間報告会
第10回  「書く」スキル(2):レポートに関する基礎技術
第11回  グループワーク④
第12回  「発表する/議論する」スキル:発表と質疑応答に関する基礎知識・技術、グループワーク⑤
第13回  グループプレゼンテーションとディスカッション➀
第14回  グループプレゼンテーションとディスカッション②
第15回  グループプレゼンテーションとディスカッション③、総括

※受講生の理解および作業状況等に応じて、授業の進み具合や内容を適宜調整することもあり得る。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・授業の事前準備および復習をし、授業内容の理解に努めること。
・必要に応じて、図書館やコモンズを活用して学習を進めること。
・グループによる作業が中心となるため、各グループの課題の進捗状況に応じて授業外に活動すること。またグループ内の報告・連絡・相談はこまめに行うこと。
・課された課題は期限を厳守し、提出すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・レポート(35%)
・プレゼンテーション+ディスカッション(30%)
・その他の提出課題(20%)
・授業への参加態度(15%)

※レポートやプレゼンテーションは、ルーブリックにより評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 クラステーマである「日常に潜むジェンダー問題を見つけよう」の中で、自ら取り決めた課題を中心に学習することで、「ジェンダー問題や社会問題」について多面的に理解することができたかどうか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 「考動力」を基盤として、グループやクラスメイトと協働し、レポートライティングとプレゼンテーションスキルを身につけることができたかどうか。
 ③主体的な態度の観点
 自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができたかどうか。

教科書
Textbooks


必要な資料などは授業内で配布・提示する。

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

・ワークシート、レポート、発表資料などを添削指導する。
・各グループの探究活動の進捗状況に応じて助言する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSの【メッセージ】機能を利用する。

備考
Other Comments

授業に関する連絡事項や問い合わせ等は、関大LMS「タイムライン」や「メッセージ」機能を用いる。