- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00394
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - プロジェクト学習1
〔身近にある小さい神さまをみつけよう〕 - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A18
- 担任者名
Instructor - 行木 衣吹
- 曜限
Day/Period - 水3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この授業では「身近にある小さい神さまをみつけよう」をテーマに、民俗学でいう境界について学びます。境界とは、伝統的なお祭りや妖怪の姿形からトイレの花子さんのような現代の都市伝説まで、さまざまな事象の分析に用いられている民俗学の概念です。
「あれ?何でこんなところに祠(ほこら)があるんだろう」と思ったことはありませんか。この授業では、実際にフィールドに出て小さな祠や地蔵を探し、文献や住民への聞き取りなどから、それらがそこに置かれている意味を仲間と共に民俗学的に考えます。
仲間との協働作業を通じて、資料収集、ディスカッション、プレゼンテーションの基礎を身につけます。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
クラステーマである「身近にある小さい神さまをみつけよう」の中で、自ら取り決めた課題を中心に学習することで、「民俗学における境界」について多面的に理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
「考動力」を基盤として、グループやクラスメイトと協働し、レポートライティングとプレゼンテーションスキルを身に付けることができる。
③主体的な態度の観点
自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・フィールドワーク
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション+自己紹介
第2回 テーマに関する講義
第3回 フィールドワーク準備
第4回 グループ決め+予備調査で得た情報の整理・問題提起
第5回 グループワーク①古い地図で事例のある場所について調べる
第6回 グループワーク②スライド発表会(地図から考えられる仮説+課題)
第7回 グループワーク③本調査で得た情報の整理+課題+調査分担決め
第8回 レポートの書き方+引用の仕方
第9回 グループワーク④資料から得た情報の確認
第10回 グループワーク⑤ディスカッション:なぜそこに小さな神仏があるのか?
第11回 プレゼンテーションについて+スライド作成①
第12回 スライド作成②
第13回 最終発表会①
第14回 最終発表会②
第15回 総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
・ワークシートや調査ノート等は授業時間外に各自で取り組んでもらう課題となります。また、プレゼンテーションの準備等、授業時間中に完成できなかった課題は宿題となります。どちらも指定された期日までに関大LMSに提出して下さい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業参加度及び参加態度(20%)、課題(ワークシート・調査ノート)提出(20%)、プレゼンテーション(30%)、レポート(30%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
クラステーマである「身近にある小さい神さまをみつけよう」の中で、自ら取り決めた課題を中心に学習することで、「民俗学における境界」について多面的に理解することができたかどうか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
「考動力」を基盤として、グループやクラスメイトと協働し、レポートライティングとプレゼンテーションスキルを身に付けることができたかどうか。
③主体的な態度の観点
自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組むことができたかどうか。
- 教科書
Textbooks
教科書は用いません。適宜、レジュメや資料を配布します。
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参考書
References 赤坂憲雄 『境界の発生』 講談社学術文庫
庚申懇話会 『石仏研究ハンドブック』 雄山閣
庚申懇話会 『石仏調査ハンドブック』 雄山閣
福田アジオ(編) 『知って役立つ民俗学 現代社会への40の扉』 ミネルヴァ書房
宮田登 『はじめての民俗学 怖さはどこからくるのか』 ちくま学芸文庫
その他、適宜紹介します。
- フィードバックの方法
Feedback Method ・各自のプロジェクトの進捗状況に合わせて助言します。
・発表用スライドを関大LMSを通じて個別に添削指導します。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業時間前後に対応します。
その他の時間は、関大LMSのメッセージ機能を利用して連絡して下さい。
- 備考
Other Comments 【フィールドワークについて】
この授業では学外でのフィールドワーク(吹田市内)を2回実施します。参加は必須ではありませんが、できるだけ参加して下さい。
・費用について
参加費用はかかりませんが、現地までの交通費は自己負担していただきます。
・その他
フィールドワークに参加するため、学研災付帯賠償責任保険(340円予定)に加入していただきます。