- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00384
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - プロジェクト学習1
〔ディベートとディスカッションで身近な問題から政治を語ろう〕 - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A 7
- 担任者名
Instructor - 米谷 仁志
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
■ 授業の狙い ■
(知識・技能)
クラステーマであるプロジェクト学習1(社会を知る・自然と向き合う)〔ディベートとディスカッションで身近な問題から政治を語ろう〕の中で,自ら取り決めた課題を中心に学習する
(思考カ・判断カ・表現力等の能力)
・「考動力」を基盤として,グループやクラスメイトと協働し,レポートライティングとプレゼンテーションスキルを身に付けることができる。
(主体的な態度)
自らの学びに責任を持ち,直面する課題に主体的に取り組むことができる。
(このクラスでの目標)
プロジェクト学習1(社会を知る・自然と向き合う) は、大学で学習する際に必ず必要となる基礎的スキル(聞き取る、調べる、読解する、書く、発表する、議論するなど)を演習形式で総合的に訓練する授業です。
他者の意見を的確に聞き取り、生産的なディスカッションを行います。そして、最終的な目標として、相手を言葉で説得するディベートを学習することで、基礎的な複数のスキルに習熟し、それらをより有機的に使いこなせるようになるでしょう。
■ このクラスの概要 ■
◎プロジェクト学習1(社会を知る・自然と向き合う)のOutcome(求める成果)
このクラスの講義の到達目標は大まかに言うと以下のようになります。
・身近な「政治」に関わるテーマについて、総合的な知識を身に着ける
・資料調査力および論理的思考力の向上(レポート作成を通じて)
・情報発信力の向上(プレゼンテーション/意見発表を通じて)
・共同作業能力(コミュニケーション/メンバー間調整力)の向上
・自分の意見を説得力のある形で提示し、理解してもらう能力の向上(ディベートを通じ)
■ 対象 ■
この授業は、主に以下のような学生を対象にしています。
・ 他者とのコミュニケーションを通じて、物事を学びたいと言う希望を持っている学生
・既にある程度のコミュニケーション能力には自信を持っているけれども、他者との対話を通じてそれを深めたいと考えている学生
■ 身につけるスキル ■
この授業では、他者の主張や意見を的確に理解し、自ら思考し、自分の主張や意見をわかりやすく他者に伝えて生産的なディスカッションを行うスキルを重点的に身につけます。
また、身近な「政治」に関するテーマについて研究するための基本となる知識を獲得し、また議論や意見発表のために必要となるデータの入手や、得られたデータの評価についても学びます。
その他に、「ノートテイキング力」、「情報検索力(基礎・応用)」、「読解力」、「文章力」、「課題探求力」などのスキルの基本も確認します(扱うスキルや授業の進め方は、■ このクラスの概要 ■と、下記の■ 授業計画■をよく読んで下さい)。
■ このクラスの概要と授業の特色■
大学での学びに必要となる、さまざまな学習スキル(リーディング/ライティング/プレゼンテーション)を総合的に学び体験し、最大限に活かすことを目指す。また主に身近な「政治」問題をテーマとしたディスカッション・ディベートを通じて、大学での学びの中心となるゼミナール活動に慣れ親しむ機会とテーマについて深い学習ができるきっかけを提供する。到達目標 / Course Objectives
■ 到達目標 ■
・ 大学初年次レベルの授業でだされる「政治問題に関する課題」を学ぶのに必要な情報・文献を検索し、入手する、ないし所在を確認することができる。
・ 大学初年次レベルの授業でだされる課題を作成するのに必要な文献・資料を読解・理解し、課題の作成においてそれらを適切に引用・利用することができる。
・ 大学初年次レベルの授業でだされる課題について、その内容をわかりやすくプレゼンテーションできる。また、その内容について説得力あるレポートを作成できる。
・大学初年次レベルの授業でだされる課題について、ディベートを通じて、主に口頭で聞き手を説得する議論を展開できる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 講義の説明・アイスブレーキング・自己紹介
第2回 図書館から借り出した図書を用いての概要把握訓練
第3回 前回のリーディングに基づく、ペアによるプレゼンテーション
第4回 新聞記事などを用いた内容分析と文章要約の訓練
第5回 前回内容に基づくプレゼンテーションとグループディスカッション
第6回 「政治問題」に関する講義とテーマに関する立論と話し合い1
第7回 「政治問題」に関する講義とテーマに関する立論と話し合い2
第8回 「政治問題」に関する講義とテーマに関する立論と話し合い3
第9回 文献報告に関する準備作業
第10回 文献報告を伴うディスカッション1
第11回 文献報告を伴うディスカッション2
第12回 グループワーク:発表資料作成の準備
第13回 ディベート1
第14回 ディベート2
第15回 ディベート3授業時間外学習 / Expected work outside of class
・日常的に新聞を読んで、社会問題に対する関心を養う。
・文献研究においては、扱う文献を精読しておく。
・グループで割り当てられた、調査・原稿作成などの作業を実施する。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
この講義の成績評価については以下の点を主な基準とします。
1) 授業への参加度:最低80%以上の出席率が必要です。(20%)
2) 講義中に出されるワークシートなどの課題提出。(20%)
3) ディベートなどのグループ作業への貢献度。(20%)
4) 個人レポート2本の提出:詳細は別途説明いたします。(40%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
Outcome(到達目標)の詳細
以下のOutcome(到達目標)がどの程度達成できているかを総合的に評価する。
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●ライティングOutcome
★理由を三つ挙げて800-1000文字の論証文を作成できる。
★論証文において主張が明確で、理由が主張をサポートできている
★論証文の理由を選択する際、説得力などの評価が適正にできる。
★論証文において、反論を予想してそれに対して対応する文章を作成できる。
★論証文において、引用文献や参考文献の表示、注釈の挿入を適切に行うことができる。
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●プレゼンテーションのOutcome
★話す内容を順序立てて構想し、スピーチのアウトラインを作成することができる。
★指定された時間内にスピーチを完結させることができる:その際、与えられた時間に応じてスピーチのスピードを調整することができる。
★アイコンタクトや適度なジェスチャーなど非言語的な表現をスピーチに活用することができる。
★発表資料を、模造紙大のポスターとして整理、作成することができる。
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●ディベートOutcome
• 全般:自分が参加するグループの状態を把握し、リーダーまたはメンバーとしての行動によって自分のグループが目的に向って機能する手助けができる。
• リーダーとして1:グループ全体を統率し、一つ一つの作業においてメンバーに目標を指示し、必要な作業の分担を調整することができる。
• リーダーとして2:グループの作業進行状況をモニターして、必要に応じてメンバーに必要な作業などを指示できる。
• メンバーとして1:グループの目標を意識して、ディスカッションや資料調査において積極的にグループのために貢献できる。
• メンバーとして2:自分ができることとできないことを意識しながら、それをはっきり他のメンバーに開示して自分のグループ内の行動を調整できる。
• 全般:ディベートの方法やルールを理解して、これまで得たスキルを基に妥当性のある立論と反対論に対する対応ができる。
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- 教科書
Textbooks
オリジナルのテキスト、演習ノートを配布する。
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参考書
References 中澤務・森貴史・本村康哲編 『知のナヴィゲーター』 くろしお出版
学習技術研究会編著 『知へのステップ : 大学生からのスタディ・スキルズ ? 改訂版. --』 くろしお出版
・テーマによって適宜参考文献を指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 担当者のメールアドレス
p005055@kansai-u.ac.jp
- 備考
Other Comments ■ 備考 ■
(1) この科目は、定員24名の小人数クラスです。そのため、抽選科目となります。
(2)「文章力をみがく」、「論理的に考える」をあわせて受講することで、スタディスキルをより総合的に習得することができます。
(3) 公平性確保の観点から、抽選で当選した後に履修許可を削除したり、履修を辞退することは原則として認めません。
担当者メールアドレス:p005055@kansai-u.ac.jp