- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00426
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - プロジェクト学習2
〔クリティカルシンキング〕 - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B 2
- 担任者名
Instructor - 三浦 真琴
- 曜限
Day/Period - 火3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
クリティカルシンキングは日本語に翻訳すると「批判的思考」です。しかし残念なことに、我が国においては「批判(的)」と「批評(的)」とがしばしば混同されています。時と場合によっては「非難」あるいは「否定」の意味で用いられてしまうこともあります。
この言葉あるいは概念本来の意味するところは「情報を分析、吟味して、創造的・建設的に取り入れ、 次のステップに必要な情報を獲得もしくは創造すること」です。ここでは冷静で客観的な理解があらゆる所作・営為の基盤となります。このような情報の解釈・文脈の理解を目指すために、自己の解釈や理解の癖を知り、加えて世間一般的なスキーマから自己を解放すること、その上で建設的で創造的な解決のために何が必要かを考えることが必要不可欠です。この基本的なことがらを学ぶことがこの科目の重要なねらいとなります。プロジェクト学習1(クリティカルシンキング)を未履修の場合には、既習者にキャッチアップできるように配慮します。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
ある事象を深く正しく理解するに当たり、必要不可欠とされる情報を獲得するために、当事者間において、どのようなコミュニケーションが必要であるのか、それを理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
明示・暗示のいかんを問わず 目前に提示された情報が、その事象の全体にとって、いかほどの割合を占めるものであるのか、それを適切に判断できる。自身の知る情報が、当該事象のどれほどを説明するものであるのかを的確に判断できる。
③主体的な態度の観点
クリティカルシンキングを促すための「素材」「教材」を創作することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
以下に示すのはあくまで予定です。教室の雰囲気によって内容を変更することがあります。あらかじめご了承ください。
第 1回 Introduction+Grouping
第 2回 自分の「思考の癖」を知る
第 3回 「スキーマ」とは何か/スキーマからの解放を目指して
第 4回 グループワークの効果を知る(Part Ⅰ)
第 5回 グループワークの効果を知る(Part Ⅱ)
第 6回 実践で確かめよう(1)
第 7回 実践で確かめよう(2)
第 8回 確かめたことをグループワークに反映させる(1)
第 9回 確かめたことをグループワークに反映させる(2)
第10回 グループワークに反映させたことを発表しよう(1)
第11回 グループワークに反映させたことを発表しよう(2)
第12回 クリティカルシンキングを試す教材を作ろう(1)
第13回 クリティカルシンキングを試す教材を作ろう(2)
第14回 教材を発表し、実際に活用してみよう(1)
第15回 教材を発表し、実際に活用してみよう(2)・総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
グループワークが「学修」の基本的なスタンス・スタイルになります。それは正規の授業時間内で完了することではありません。したがって授業時間にもグループメンバーとの知的な交流を図り、その成果を常に確認するという作業が必要となります。“Must”としなくとも、自然に授業時間外学修を自発的におこなう、そのことをこの科目では前提としています。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
毎回の課題(70%)
グループワークへの貢献度(30%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
ある事象を深く正しく理解するに当たり、必要不可欠とされる情報を獲得するために、当事者間において、どのようなコミュニケーションが必要であるのか、それを理解したかどうか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
明示・暗示のいかんを問わず 目前に提示された情報が、その事象の全体にとって、いかほどの割合を占めるものであるのか、それを適切に判断できたかどうか。自身の知る情報が、当該事象のどれほどを説明するものであるのかを的確に判断できたかどうか。
③主体的な態度の観点
クリティカルシンキングを促すための「素材」「教材」を創作することができたかどうか。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method フィードバックは毎回の授業時にグループワークを展開しながら あるいは展開後にLA(Learning Assistant)と科目担当者と一緒におこないます。また 授業中に受講生が書いた小レポートと、それに対する教員(必要に応じてLAの)コメントを付して、次回の授業までにLMSにて配信することもあります。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
必要に応じて 適宜 案内します
その他
- 備考
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