- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00340
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - スタディスキルゼミ(思考力をみがく)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A 5
- 担任者名
Instructor - 鷲原 知宏
- 曜限
Day/Period - 火1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
大学での学びでは、単に授業内容を理解しておぼえるだけでなく、自ら問題を立てて、探求していく姿勢が求められます。そのためには、自ら考える力が必要になります。本クラスでは、さまざまな考える力のうち、「論理的思考力」、すなわち、論理的に読み・考え・議論するためのスキル(「ロジカルシンキング」あるいは「クリティカルシンキング」といいます)をとりあげます。具体的な素材を使って練習しながら、論理的文章(本クラスではこれを議論と呼びます)を分析する方法や、その内容の妥当性を批判的に考えるための方法を学びます。「論理的思考力」を鍛えるために、本クラスでは、論理学の基礎知識の習得とその知識を応用した議論の分析や評価、構成の仕方を身につけることを到達目標にしています。論理学の記号や形式を学ぶことが中心になりますが、それらを単に覚えるだけでなく、「論理的に読む・話す・聞く・書く」スキルに応用します。また、それらのスキルを総合的に使って、「論理的思考力」を実践します。授業のスタイルは、教科書とプリント(ワークシート)を併用し、「論理」が苦手な受講者や初級者にも分かりやすい授業内容にしていきます。また、毎回、確認のための小テストを行いますので、授業ごとに学習の到達度をチェックすることができます。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・論理学の基礎知識と基本用語を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・習得した基礎知識を使って、論理的に分析することと評価することができる。
・論理的な文章を作ることができる。
③主体的な態度の観点
・自らの学習を振り返り、理解度と習熟度を確認することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション―「論理的に考える」への導き入れ
第2回 議論を識別する①―議論とは何か
第3回 議論を識別する②―識別の指針と複雑な議論
第4回 議論を分析する―分析の技法を学ぶ
第5回 議論を評価する―演繹的な議論と妥当性
第6回 議論の形式を学ぶ①―文の形式と記号化
第7回 議論の形式を学ぶ②―妥当な議論の形式
第8回 議論の形式を学ぶ③―議論の形式と妥当性の証明
第9回 議論の形式を学ぶ④―条件文と同値形式
第10回 議論の形式を学ぶ⑤―同値形式と妥当性の証明
第11回 非演繹的な議論の分析と評価
第12回 議論の進行パターンに合わせた評価
第13回 特殊な話題の議論①―因果的な議論
第14回 まとめの小テスト
第15回 特殊な話題の議論②―論理的な虚偽/講義のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
・シラバスで指定している教科書の範囲(各回のタイトルは、教科書の章題に対応。)を読み、内容を理解するように予習すること。
・授業資料、教科書、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
毎回の確認テスト(60%)、まとめの小テスト(40%)。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・毎回の確認テスト(60%)
③主体的な態度の観点
・まとめの小テスト(40%)
- 教科書
Textbooks 齊藤了文・中村光世著 『「正しく」考える方法』 晃洋書房 978-4-7710-1095-6
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回の授業で実施した確認テストは、次回授業時に返却します。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 質問など担任者への連絡は、LMSのメッセージ機能を使ってください。
- 備考
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