2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/人間/安全/ビ/シ/環/化/工
時間割コード
Course Code
00318
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
起業に学ぶ「考動力」実践(企業と考える未来のデザイン)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
秋集/2
担任者名
Instructor
岡田 忠克/鍛島 宗範
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

関西大学の教育の目的は、「考動力」と「革新力」を備えた人材、すなわち「21  世紀を生き抜く考動人」を育成することです。本授業では、実際に企業で活躍する第一線の方と起業に関する課題に取り組むことによって、関大生として身につけるべき力を育むことをねらいとしている。

本科目は、日本航空株式会社(JAL)、および自治体と連携し、田辺・白浜エリアの観光振興および地域活性化に資する企画提案を行うPBL(課題解決型学習)です。学生は以下4つのテーマに取り組みます。

①田辺・白浜エリアの魅力発掘と情報発信
②観光客の長期滞在を促す企画
③羽田=南紀白浜線の航空需要拡大
④日本航空株式会社(JAL)が地域活性化のために展開すべき新規事業提案

  近年、働き方や生き方が多様化し、リモートワークやワーケーションが注目される中、地方観光地の新たな価値創出が求められています。株式会社JALのリソースと学生の柔軟な視点を融合させ、地域経済を支える持続可能なアイデアを共創することを目的にしています。
現地調査、自治体職員からの課題提供、JAL社員とのディスカッション、最終提案の発表を通じて、実践的な課題解決力と地域貢献の視点を養います。

地域と航空業界の連携による新たな事業モデルを考え、観光・地域振興のこれからを関係者とともに創造していきます。

到達目標 / Course Objectives

  ①知識・技能の観点

日本における少子減少社会の進行に伴う社会課題となる背景や地域に与える影響について情報収集、分析し、地域活性化にかかる解決方法を提案する力を身につけ、企業や自治体がグローバル社会を生き抜くための方策を理解することができる。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
課題解決を実行するにあたり、異なる考え方を持つメンバーと論理的にディスカッションを行ない、課題と解決策に一貫性をもった最適解を見出すことができる。

③主体的な態度の観点
地域活性化を推進するために積極的に情報収集を行い、ステイクホルダーを巻き込んで課題解決を進めていくことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・フィールドワーク

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1 オリエンテーション
2 日本航空株式会社(JAL)による地域活性化について
3 自治体担当者による地域活性化について
4 地域の団体による地域活性化について
5 見学・フィールドワーク(白浜空港・田辺市・熊野本宮)
6 見学・フィールドワーク(白浜空港・田辺市・熊野本宮)
7 見学・フィールドワーク(白浜空港・田辺市・熊野本宮)
8 見学・フィールドワーク(白浜空港・田辺市・熊野本宮)
9 グループワーク
10 グループワーク
11 グループワーク
12 グループワーク
13 最終報告
14 最終報告
15 日本航空(JAL)、自治体担当者、地域団体による講評・振り返り

授業時間外学習 / Expected work outside of class

事前に現在の地域活性化にかかる日本の政策について調べておくことがのぞましい。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
プレゼンテーション(80%)とそれに至るまでのプロセス評価(20%)で総合的に評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

到達目標に掲げる項目について正しく理解されているかを判断材料とする。特にグループでの合意形成、エビデンスに基づいた提案、地域課題に関する理解度については重要である。

教科書
Textbooks

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
Other Comments

本授業はPBL型授業のため、30  名定員とし、できる限り梅田キャンパス集合型を原則とします。2025年度は、履修しやすいように11月の土曜日集中授業として実施します。

現時点での予定は下記の通りです。もし変更が生じた場合は速やかに連絡します。2日目の11月15日は現地でのフィールドワークとなります。

1日目 11月8日(土)
2日目 11月15日(土)
3日目 11月22日(土)
4日目 11月29日(土)

また、フィールドワークを行うため、学研災付帯賠償責任保険(340円予定)に加入いただきます。また、この科目は「梅田キャンパス  4階ラボ」教室で行われます。