- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00484
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 現代社会とセクシュアリティ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B
- 担任者名
Instructor - 守 如子/酒井 千絵/井谷 聡子/宮田 りりぃ/土肥 いつき/尾崎 俊也
- 曜限
Day/Period - 金2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
私たちはどのようにして自分自身を性的な存在として知るようになるのでしょうか。また、どのようにして個人は魅力を感じたり、性的な選択をし、自らのセクシュアリティを定義し、実行したりするのでしょうか。セクシュアリティの社会的な側面とは何でしょうか。現代の日本では、性とセクシュアリティはどのような形をとっているのでしょうか。性行為やアイデンティティのカテゴリーはどのように、そしてなぜ発展してきたのでしょうか。本講義では、これらの疑問を出発点にして、セクシュアリティの社会的・文化的側面について考察します。
人間のセクシュアリティは、しばしば社会の外にある、あるいは社会からマークされていない経験の領域と考えられています。しかし、本授業では、性的欲求、活動、アイデンティティが社会的関係によってどのように構造化され、学ばれるのか。セクシュアリティ、性的実践、性的アイデンティティにはどのような多様性があるのか、またそれらが時としてどのように差別的、暴力的な行為や関係性として現れるのかついて考察します。到達目標 / Course Objectives
・性とセクシュアリティの定義と多様性を理解する。
・性とセクシュアリティが個人の経験と社会構造の両方によって形成される複雑なあり方について理解を深める。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション(守)
第2回 LGBTQの基礎知識(宮田)
第3回 トランスジェンダーと人権(宮田)
第4回 セックスワークと人権(宮田)
第5回 20世紀アメリカの都市化と女性のセクシュアリティ(酒井)
第6回 シス男性のセクシュアリティと身体Ⅰ:社会的身体と男性性(尾崎)
第7回 トランスジェンダー生徒が抱える困難(土肥)
第8回 シス男性のセクシュアリティと身体Ⅱ:リスクテイクと攻撃性(尾崎)
第9回 生殖をめぐって(守)
第10回 同性愛者と結婚(守)
第11回 性の情報源と性教育(守)
第12回 性差と科学1(井谷)
第13回 性差と科学2(井谷)
第14回 スポーツとセクシュアリティ(井谷)
第15回 スポーツとセクシュアリティ(井谷)授業時間外学習 / Expected work outside of class
・授業資料やノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
ミニッツペーパー (60%)[4点× 15回]:各回の最後に5-10分程度でミニッツペーパーを記入する。
定期試験 (40%):記述式。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
① 知識・技能の観点
・ミニッツペーパーと定期試験
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・ミニッツペーパーと定期試験
② 主体的な態度の観点
・毎回のミニッツペーパーの提出と内容
- 教科書
Textbooks
特に指定しない。
-
参考書
References
参考文献については、各回の授業で提示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact この授業はリレー講義です。授業内容についての質問は、それぞれの担任者に授業終了後に直接尋ねてください。成績評価や欠席届などについては、取りまとめ担当の守如子にLMSのメッセージでご連絡ください。
- 備考
Other Comments *授業担当者が一部変更になりました(2025年9月1日)