- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文/経/商/社/政策/人間/ビ
- 時間割コード
Course Code - 00185
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - トレーニング科学概論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B
- 担任者名
Instructor - 丸谷 賢弘
- 曜限
Day/Period - 水4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業では基礎的な身体の仕組みやトレーニングに関する理論や方法について学習する。さらに実践的に身体を動かすことで体験的にも理論や方法への理解を深めていく。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・身体の仕組みやトレーニングに関する理論を理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・学習した法則的理論から実践的に自身のトレーニング計画を組み立てることができる。
③主体的な態度の観点
・自身の身体的課題を理解し、より良くを目指して取り組むことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・フィールドワーク
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
◉第1回:ガイダンス(本授業の流れ、成績評価などの説明)
◉第2回:体力トレーニングを考えるための科学的思考
・「何を?どうやって?どのくらい?」トレーニングするべきなのか科学的思考と体力要素の観点から学ぶ
◉第3回:ヒトの身体活動と筋の働き
・骨格筋の構造と働き、筋線維タイプの分類について学ぶ
◉第4回:ヒトの身体活動とエネルギー代謝
・エネルギー供給機構を中心に身体の構造と機能について学ぶ
◉第5回:ヒトの身体活動と呼吸・循環器系の適応
・心臓血管系・呼吸器系を中心に身体の構造と機能について学ぶ
◉第6回:ヒトの身体活動と神経筋の働き
・神経-筋系を中心に身体の構造と機能を学ぶ
◉第7回:ヒトの身体活動と体温調節
・体温調節の仕組みと暑熱・寒冷順化トレーニングについて学ぶ
◉第8回:ウォーミングアップとクーリングダウン
・ウォーミングアップとクーリングダウンの効果と必要性、ストレッチングについて実践を通して学ぶ
◉第9回:トレーニングのバイオメカニクス
・トレーニングを評価する際に重要な形態学・バイオメカニクス学的視点について学ぶ
◉第10回:トレーニングの原理原則とプログラムデザイン
・トレーニングの原理、原則、生体の適応等について学ぶ
・ウエイトトレーニングの変数、負荷、プログラム作成等、基本的な知識を解説する
◉第11回:トレーニング理論と実践(Velocity Based Training:VBT)
・「速度」を基準としたトレーニング理論について実践を通して学ぶ
◉第12回:トレーニング理論と実践(スピード・アジリティ系)
・主要なスピード・アジリティ系のトレーニング方法について実践を通して学ぶ
◉第13回:測定と評価、リアルタイムモニタリングの実践
・トレーニングの評価方法(測定)、フィールドでのリアルタイムモニタリングについて実践を通して学ぶ
◉第14回:ジュニア期のトレーニングとプログラムデザイン(グループワーク)
・発育・発達に応じたトレーニング方法とプログラムデザインについてグループワークを通して学ぶ
◉第15回:まとめ(学期末レポート試験)
・”臨床的視点” でトレーニングを考えることの重要性について振り返る
・学期末レポート試験を通して、トレーニング科学について理解を深める
※授業の展開によって若干の変更があり得る授業時間外学習 / Expected work outside of class
・授業で学習した内容を日常生活やスポーツ現場で応用実践し、現れた新しい課題は授業に持ち帰って話をしてください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・毎回の小テストまたは課題レポートの平常成績(各最大5点×12回分:60%)、14回目のグループワークへの態度(最大10点:10%)、15週目最終レポート(最大30点:30%)において評価する。
・100点満点で成績評価し、60点以上を合格とする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・毎回の小テストまたは課題レポートで評価する(60%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・最終レポートで評価する(30%)
③主体的な態度の観点
・グループワークへの積極的な参加を評価する(10%)
- 教科書
Textbooks
毎回の授業で運動生理学やバイオメカニクス学による評価手法に加え、臨床的視点でトレーニングについて学ぶことのできる情報を共有する。
-
参考書
References G. Gregory Haff, N. Travis Triplett(編) ストレングストレーニング&コンディショニング : NSCA決定版 第4版 ブックハウス・エイチディ 978-4909011-07-7
日本トレーニング指導者協会(編著) トレーニング指導者テキスト JATI認定トレーニング指導者オフィシャルテキスト 理論編 大修館書店 978-4-469-26947-5
中里浩一・岡本孝信・須永美歌子(著) 1から学ぶスポーツ生理学 第3版 ナップ 9784905168706
- フィードバックの方法
Feedback Method ・授業の冒頭に、前回の授業内容の振り返りを全体で行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact ・授業の前後に対応する。
・緊急時などは関大LMSのメッセージで対応する。
- 備考
Other Comments