2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
経/商/社/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00437
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
文化・社会と心理学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B
担任者名
Instructor
大貫 菜穂
曜限
Day/Period
金3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義では、文化・社会に関わる心理学について、広く知識を提供する。それにあたり、「文化心理学」研究の知見を中心として活用しながら講義を進める。
前半の講義では、「文化心理学」に関する理論を紹介する。中・後半の講義では、広く文化・社会に関わる心理学の具体的なトピックを各論として扱い、「心」と文化・社会の関係について理解を深める。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・文化心理学の基本的な知識・視点を身につける。
・文化心理学の観点から、人の心の仕組みを捉えることができる。
・「心」と文化・社会が深く関わることについて理解する。
・一般的な心理学と文化心理学の思考の違いを理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・ミニッツペーパーやレポートにおいて、自らの考えを述べることができる。
・批判的思考を獲得することができる。
③主体的な態度の観点
・文化心理学的観点から社会そのものを捉えなおすことができる。 

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション
第2回  「比較文化心理学」と「文化心理学」
第3回  比較文化心理学とは何か——「比較文化心理学」から「文化心理学」へ
第4回  文化心理学の歴史と記号概念
第5回  記号とは何か(前編)
第6回  記号とは何か(後編)
第7回  文化心理学×ポップ・サイコロジー——化粧
第8回  文化心理学×ポップ・サイコロジー——恋愛①
第9回  文化心理学×ポップ・サイコロジー——恋愛②
第10回  文化心理学×パーソナリティ——血液型①
第11回  文化心理学×パーソナリティ——血液型②
第12回  文化心理学×学校・教育——不登校
第13回  文化心理学×性——ジェンダー
第14回  文化心理学×移行——お小遣いという文化
第15回  まとめ——心理学的差別論について

授業時間外学習 / Expected work outside of class

講義においてに用いたPowerPointをLMSに上げるので、それを復習に活かすこと。
予習は、指定した教科書の章を読むことだが、復習にも教科書を活用すること。
また、授業時間外学習についての考え方は、授業内において改めて説明する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・授業への参加度・ミニッツペーパー(45%)
・期末レポート(55%)履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
ミニッツペーパー、レポートにおける記述内容で判断する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
主にレポートの論述から判断する。ミニッツペーパーにおける記述も考慮する。
③主体的な態度の観点
主にミニッツペーパーから評価する。レポートにおける視点・観点かも考慮する。

教科書
Textbooks

木戸彩恵・サトウタツヤ  『改訂版 文化心理学 理論・各論・方法論』  ちとせプレス  978-4908736315

参考書
References

サトウタツヤ・木戸彩恵・若林宏輔  『社会と向き合う心理学』  新曜社  978-4908736131

フィードバックの方法
Feedback Method

授業内で前回の講義で提出されたミニッツペーパーを取り上げリプライを行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

質問等は、授業の前後に直接対応する。
LMSのメッセージ機能やメールアドレスをLMS上に公開するので、問い合わせ対応はそこで行う。

備考
Other Comments

私語などの授業を妨げる行為、とりわけ他学生の学びを妨げる行為には厳しく対応する。