- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/政策/外/人間/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00485
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 生と死の倫理学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A
- 担任者名
Instructor - 鶴田 尚美
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この授業では、安楽死と尊厳死にまつわる倫理的問題を扱う。安楽死は「人の命を人為的に終わらせてもよいのだろうか」という問いを、尊厳死は「どのような死が本人にとって望ましいのか」という問いを提起する。高齢化社会を迎えた現在の日本において、これらは社会全体に関わる深刻な問題である。死にまつわる問いは簡単に答えの出せることではないが、授業を通じて受講者個人個人が改めてこれらの問いを考えて欲しい。
到達目標 / Course Objectives
(1)授業内容について正確な知識を得ること。
(2)ただ知識を得るだけでなく、自分自身で考えられるようになること。
(3)自分の考えを、明確で論理的に述べられるようになること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 授業の概略と受講上の注意
第2回 基本的な用語の説明
第3回 日本の安楽死事件
第4回 アメリカのの安楽死事件
第5回 イギリスの安楽死事件
第6回 欧州の安楽死、幇助自殺の事件
第7回 オランダの安楽死事件とベネルクス三国の安楽死法
第8回 緩和医療、終末期鎮静
第9回 安楽死を論じるための倫理学原理(1)
第10回 安楽死を論じるための倫理学原理(2)
第11回 安楽死を論じるための倫理学原理
第12回 安楽死を論じるための倫理学原理
第13回 安楽死に対する反論
第14回 死の質についての議論
第15回 講義まとめ、レポート課題提示授業時間外学習 / Expected work outside of class
配布レジュメを毎回読み、授業内容について疑問・質問があれば積極的に質問して欲しい。また、時々関連するニュースが報じられることがあるので、そういった情報にも目を通してもらいたい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
試験に代わるレポート(80%)、コメント提出(20%)
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
(1)授業内容の正しい理解、(2)自分自身で倫理的問題を考える態度、(3)レポートで自分の考えを論理的に説明できる、という到達目標の達成度合いによって評価する。
- 教科書
Textbooks
教科書は使用しない。
-
参考書
References
個別の参考文献は、レジュメに記載する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業で提示した映像資料に対するコメントを数回提出してもらう(予定)。それに対するフィードバックは次回の授業レジュメ等で行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 質問等は授業終了後に対応します。
- 備考
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