- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25137
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 教育制度論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- S
- 担任者名
Instructor - 吉田 武大
- 曜限
Day/Period - 金1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この授業では、現代の教育制度に関するさまざまなトピックを取り上げ、日々の学校教育の営みと教育に関する法規などがどのように関わっているのかを理解します。これによって、教師として必須の教育制度に関する基礎知識を習得するとともに、教育制度の現状を批判的に捉えながら、いかに現状を改善・改革するかというデザイン力を身につけることも目的とします。なお、教育の事例や制度に対して受講者の意見を求めるなど、学生参加型の授業形式も必要に応じて取り入れる予定です。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・教育法規や教育行政の動向といった教育制度に関する基本的な知識を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力の観点
・日々の学校教育の営みが教育に関する法規などとどのように関わっているのかを説明することができる。
・教育制度に関する具体的な改善・改革案を構想し、わかりやすく表現することができる。
③主体的な態度の観点
・自らの学習をふりかえり、適切な改善を図ることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回:オリエンテーション(授業のねらい、成績評価、教育法―教育行政―学校教育という3層構造)
第2回:懲戒・体罰、出席停止、ふりかえり
第3回:いじめ、就学義務、ふりかえり
第4回:児童虐待、特別支援教育、ふりかえり
第5回:学校組織(校務分掌、チームとしての学校)、ふりかえり
第6回:学校評価と情報公開、開かれた学校、ふりかえり
第7回:教育課程、教科書、ふりかえり
第8回:学校安全、学校事故、ふりかえり
第9回:教員の服務、ふりかえり
第10回:分限処分、著作権、ふりかえり
第11回:教育制度の基本原理(義務性、無償性、中立性)、ふりかえり
第12回:教育の市場化(学校選択制、学校の民営化)
第13回:学校体系
第14回:教育行政制度(教育委員会、文部科学省)
第15回:教育制度のまとめ(平常試験と講評)授業時間外学習 / Expected work outside of class
・参考書を活用して、あらかじめ予習をしておくことが重要です。
・授業で学習した内容をしっかりと復習して自身の理解度を確認するとともに、授業で示された論点等に対する自身の見解を深めるなど、主体的に学ぶように努めることも大切です。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
ふりかえり30%(3%×10)
平常試験70%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・各回のふりかえり
・平常試験
②思考力・判断力・表現力の観点
・平常試験(各回で取り上げた教育制度に関する基本的な問題や概念を正しく理解できているか、また、それらを活用しながら教育制度に対する自身の見解を論理的に述べられているかどうかをもって評価します。)
③主体的な態度の観点
・各回のふりかえり
- 教科書
Textbooks
教科書は特に指定せず、必要な資料を適宜配布する。
-
参考書
References 坂田仰、黒川雅子 『事例で学ぶ学校の法律問題』 教育開発研究所
篠原清昭編 『教育のための法学』 ミネルヴァ書房
坂野慎二・湯藤定宗・福本みちよ編 『教育の制度と経営』 玉川大学出版部
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業の質問や感想等については、必要に応じて次回の授業時にコメントをするなどします。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後に対応します。
- 備考
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