- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/人間/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00360
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - スタディスキルゼミ(ディベート)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B 1
- 担任者名
Instructor - 鷲原 知宏
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
■ 授業の狙い ■
スタディスキルゼミは、大学で学習する際に必ず必要となる基礎的スキル(聞き取る、調べる、読解する、書く、発表する、議論する、など)を演習形式で総合的に訓練する授業ですが、この授業はその応用編にあたります。
基礎的な複数のスキルを駆使して、さらに発展的な「ディベート」のスキルを身につけることがこの授業のねらいです。
他者の意見を的確に聞き取り、生産的なディスカッションを行うディベートを最終的な目標として学習することで、基礎的な複数のスキルに習熟し、それらをより有機的に使いこなせるようになるでしょう。
■ このクラスの概要 ■
このクラスでは、ディベート活動に取り組むことによって、「聞き取る」、「調べる」、「読解する」、「書く」、「話す(発表する)」、「議論する(考える)」スキルを総合的に身につけて、最終的にはそれらのスキルを実践することを目標にしています。まず、ディベートに必要な準備作業を通して資料・情報の集め方と分析の仕方、その使い方をトレーニングします(「調べる」、「読解する」)。次に、「立論」、「反論」などを作成することによって、分かりやすい説明や論理的な話(文章)の作り方を学びます(「書く」スキル)。そして、実際にディベート(対戦)を行うことによってスキルを実践します(「聞き取る」、「話す(発表する)」、「議論する(考える)」スキル)。このクラスでは、一連のディベート活動(準備・作成・対戦)を反復的に行なうことによって大学での学びにとって必須のスキルを身につけて、向上させることができます。またこのクラスでは、大学での学びに必要とされる以下のスキルを重点的にトレーニングします。
・自分の意見や考えを論理的に組み立てる「論理的思考力(ロジカル・シンキング)」。
・他者の意見や考えを批判的に検討する「批判的思考力(クリティカル・シンキング)」。
・自分の意見や考えを相手に分かりやすく伝え、また相手の意見や考えを正しく理解して、他者との意思疎通を円滑に行う「コミュニケーション能力」。
これまでにディベートの経験がない受講者にも、基礎から分かりやすく説明します。ディベートの学習はグループワークを中心にして進みますので、クラスメートとのコミュニケーションが大切です。できるかぎり第1回から出席して、クラスメートとコミュニケーションがとれるように心がけてください(第1回に自己紹介を行なうのはそのためです)。授業計画は、実際の受講者人数とグループ数に応じて変更する場合があります。
■ 対象 ■
この授業は、主に以下のような学生を対象にしています。
・大学で学んでゆくための基礎的なスキルをすでに身につけており、それらをさらにみがきたい人
・ より発展的なスキルとして、ディベートのスキルを重点的に身につけたい人
■ 身につけるスキル ■
この授業では、他者の主張や意見を的確に理解し、自ら思考し、自分の主張や意見をわかりやすく他者に伝えて生産的なディスカッションを行うスキル、すなわち「ディベート力」のスキルを重点的に身につけます。
その他に、「ノートテイキング力」、「情報検索力(基礎・応用)」、「読解力」、「文章力」、「課題探求力」などのスキルの基本も確認します(扱うスキルや授業の進め方は、■ このクラスの概要 ■と、下記の■ 授業計画 ■をよく読んで下さい)。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・ディベートの方法を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・ディベート、プレゼンテーションで、説得力のある主張・意見を述べることができる。
③主体的な態度の観点
・自分のディベート、プレゼンテーションを振り返り、適切な改善点を挙げることができる。
・他者のディベート、プレゼンテーションを適切に評価することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション―授業ガイダンス/自己紹介
第2回 ディベートのためのプレゼンテーション法①―プレゼンテーション入門
第3回 ディベートのためのプレゼンテーション法②―分かりやすい説明 と説得力のある主張
第4回 ディベートのためのプレゼンテーション法③―プレゼンテーションの準備
第5回 ディベートのためのプレゼンテーション法④―プレゼンテーション(グループ発表)
第6回 ディベートガイダンス①―基礎編
第7回 立論を作成する①
第8回 立論を作成する②
第9回 ディベートガイダンス②―応用編
第10回 各パートの議論を作成する
第11回 ディベート対戦①
第12回 ディベート・トレーニング(対戦②準備・作成)
第13回 ディベート・トレーニング(対戦②準備・作成)
第14回 ディベート・トレーニング(対戦②準備・作成)
第15回 ディベート対戦②授業時間外学習 / Expected work outside of class
・授業時間内に仕上げることができなかった作業を行う。
・ディベート、プレゼンテーションに必要な資料を調べる。
・ディベート、プレゼンテーションのテーマに関連する事項について調べる。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
ディベート(60%)、プレゼンテーション(20%)、レポート(20%)。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観店
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・ディベート(60%)、プレゼンテーション(20%)
③主体的な態度の観点
・レポート(20%)
- 教科書
Textbooks
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参考書
References 中澤務・森貴史・本村康哲(編) 『知のナヴィゲーター』 くろしお出版 978-4-87424-372-5
- フィードバックの方法
Feedback Method プレゼンテーション(発表)、ディベート(対戦)については、実施した次回の授業時に振り返りを行い、コメントをします。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 質問など担任者への連絡は、LMSのメッセージ機能を利用してください。
- 備考
Other Comments ■ 備考 ■
この科目は、定員24名の小人数クラスです。そのため、抽選科目となります。公平性確保の観点から、抽選で当選した後に履修許可を削除したり、履修を辞退することは原則として認めません。