2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
経/商/社/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00774
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
西洋世界の社会と歴史を考える
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B
担任者名
Instructor
藤井 信之
曜限
Day/Period
木5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 主に古代オリエントからローマ帝国の東西分裂に至る西洋古代史を取り上げ,西洋の歴史と文化の淵源を考察する。半年間の講義で西洋古代史の基礎事項を把握するとともに,トピックスとして取り上げたテーマをオリエント学の視点から考察することで,西洋中心史観からの脱却を図るとともに,いろいろな歴史の見方がある,ということについても理解を深めることを目指す。

到達目標 / Course Objectives

西洋古代史の基礎事項を修得する。
歴史を視座をかえて多角的に考察できる。
歴史の多様性を踏まえ、歴史と向き合うことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・パワーポイントを用いた口述講義

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  はじめに:この講義のテーマについて解説し,講義の進め方や成績評価の方法について説明する。
第2回  ハンムラビ法典は法典か?
第3回  古代西アジア史概説
第4回  高校世界史におけるエジプト史の問題点
第5回  古代エジプト史概説
第6回  古代エジプトの聖獣信仰
第7回  古代ギリシア史概説(1)
第8回  古代ギリシア史概説(2)
第9回  ギリシア文化とオリエント文化
第10回  古代ギリシアの光と影 ~近代西洋による歴史の創造~
第11回  ペルシア側からみた「ペルシア戦争」
第12回  ローマ史概説
第13回  ローマ帝国とキリスト教
第14回  エピローグ:「古典古代」の文化とヨーロッパ ~12世紀ルネサンスと西アジア世界~
第15回  到達度の確認

授業時間外学習 / Expected work outside of class

高校世界史の教科書を用いての予習。
レジュメによる復習。
レジュメに挙げた参考文献を読み理解を深める。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)で評価する。
到達度の確認(筆記による学力確認)を100%として評価する。ただし受講姿勢が悪い場合(私語など)は、減点する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

各回に取り上げた基本事項が修得できているかどうか、トピックスで取り上げたテーマを理解できているかどうかで評価する。

教科書
Textbooks


教科書は使用しない。毎回、プリントを配布する。プリントは関大LMSを使って配布する。

参考書
References


参考文献は多岐にわたるため,各時代ごとに配布するプリントに記載して紹介する。

フィードバックの方法
Feedback Method

講義中に解説する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
授業の後に対応する。

備考
Other Comments

講義の進み具合に応じて授業計画が一部変更される可能性があります。
歴史に関心をもって積極的に授業に参加することを希望します。